9月4日に長月式(始業式)が執り行われ、授業がスタートしたばかりですが、2年生を対象としたドライビングトレーニングが実施されていますのでその様子をお伝えします。1年次は自分の通学に使用している車両使用したトレーニングでしたが、2年次は、就職した後に役立つような内容を組み込んであります。また、衝突被害軽減ブレーキの体験などNATSならではの内容となっています。
これは、衝突被害軽減ブレーキ体験の様子です。実際に作動を体験することがほとんどない装置ですので、ほとんどの学生が初体験!速度は20km/h程度と遅い速度ですが、かなりスリリングですね!しかもちゃんと止まってくれます。学生たちも凄いと大評判でした。
続きまして、車の運搬には必要不可欠な積載車の操作訓練です。荷台の動かし方から車両の積載方法、固定の方法など2人一組で作業の練習を行います。次はちょっと変わって・・・
狭所方向転換です。非常に狭い空間に前進で進入し、切り返しを行いながら前進で脱出するというものです。車両感覚がつかめないとなかなか脱出が難しいものです。始めは全く歯が立たなかった学生たちも中盤以降は脱出までの時間を競うまでになっていましたよ。そして・・・
普段乗らない大型の車両でのクランク通路走行です。これは設定されたクランク状のコースに前進で進入し同じコースをバックで帰ってくるというものです。なかなか車両の感覚がつかみにくく難しそうでしたが学生たちはしっかりとマスターしていました。
これは、危険回避のトレーニングです。指定された速度でコースに進入しシグナルが点灯した方とから人が飛び出したという設定で逆方向に回避するというものです。この写真はちょっと失敗ですかね?
最後にロープワークの訓練です。二輪車や荷物を積載した場合に落下を防ぐための固定方法を練習します。始めに実演したときは学生たちは手品を見るような目で見ていましたが、このカリキュラムも最後は全員がマスターしていました。
このようにNATSでは1年と2年で異なった内容のドライビングトレーニングを行っています。学生それぞれが自分たちのスキルアップが出来るように組んだものです。各々が一生懸命取り組んでいる姿が印象的でした。2年で卒業する学生たちはNATSでの生活も残り半年です。この半年を有意義に過ごせるように頑張りましょうね!!