自動車整備科2年間の集大成として毎年この時期に開催されるNATS技能競技大会は、実際の整備工場を想定し、点検整備ならびに故障原因の探求と修復、整備説明まで、限られた時間内にどれだけ正確に仕事を行えるかを競います。
成績上位者は表彰され、豪華副賞が贈られます。
大会副会長の林学校長代理より、「いよいよこれまでに学んできた知識と技術を存分に発揮する時が来ました。悔いの残らぬよう全力を尽くして頑張ってください」とエールを送りました!
選手を代表して竹内完太さん(福島県出身)と内山拓海さん(千葉県出身)の力強い選手宣誓が行われ、大会の幕が開きました!!
◆日時
開会式11月15日(金)
競技会11月19日(火)~26日(火)※土日は除く
閉会式12月2日(月)
◆会場:日本自動車大学校・NATS 80実習棟
※この期間に学校見学へお越しいただければ大会の様子がご覧になれます。ご希望の方は0120-5050-72までお申込みください。
生憎の秋雨が降りしきる中、NATSサーキットを舞台に「NATS EV 競技会2024」が開催されました。高校生がエントリーするジュニアクラスと大学・一般の方々のオープンクラスに分かれ、全国より16チーム(出走は15台)の皆さんにご参加いただきました!
この競技はイコールコンディションのバッテリーを使い、2時間での周回数(距離)を競うという、まさに脱炭素時代にマッチした究極のエコカーレースです。
開会式では主催者を代表してNATS矢部理事長・学校長が挨拶し、「雨の中ですが安全第一に日頃の努力を発揮して有意義な大会にして下さい」と参加の皆さんにエールを送りました!
午前中は車検・練習走行が行われ、決勝は12:30にスタート!合図とともに、全台一斉にベストポジションを取るためのバトルが展開され、レースが中盤に差し掛かると、いかに高効率で電力を使うか、コース取りやスピード調整などが行われ、着々とレースが進められました!
そして14:30に無事にレースが終了し、結果は下記のような順位となりました!
総合優勝はジュニアクラス(高校部門)の「学法福島ERL」の「GUNBOY」で、記録は44周(ベストタイム2’18″060)
ジュニアクラス(高校部門)
1位 学法福島ERL 【GUNBOY】
2位 長野県長野工業高等学校 EV競技班 【S.P.Evolution Ver.S】
3位 千葉県立下総高等学校 自動車部A 【INNOVATION24】
4位 仙台工業高等学校 【不撓不屈04】
5位 長野工業高等学校 EV競技班【S.P.Evolution Ver.CAMMA】
6位 千葉県立下総高等学校 自動車部B 【INNOVATION23】
7位 千葉黎明高等学校 工学部【RMCエンタプライズTAMIO号】
8位 茨城県立下館工業高校自動車部 【DKEV03-2024】
9位 HMC 【Wave crest 2024】
オープンクラス(一般部門)
1位 Team ENDLESS 【リボン Go!】
2位 チーム”ヨイショット!”ミツバ 【ULTIMATE TESLA’24】
3位 長野工業高校 環境システム班OB 【S.P.Evolution Ver.XIV】
4位 星翔高等学校 電気自動車研究部OB&顧問’s 【福黒桜】
5位 404ecorun 【15mk-2】
6位 Team Stellar 【Aldebarn】
参加者の皆さん、見学者の皆さん、実行委員会の皆さん、大変お疲れ様でした!皆様のおかげで今年も大変良い競技会を開催することが出来ました。本当にありがとうございました!また来年もNATSサーキットでお会いしましょう!
※大会の詳しい模様はコチラのページからもご覧いただけます!
https://www.nats.ac.jp/event/nats-ev
清々しい秋晴れの青空が広がる本日、NATSキャンパスでは「クラス対抗・軽ダート大会」が行われます!もうすでにゲストの日野自動車様からパリダカレンジャーなどが到着し、イベントホール前に展示されています!
昨日、千葉県は午前中に結構な雨が降り、コースコンディションが心配されたため、朝早くに矢部理事長がサーキット内を見回りに行った時のこと。雉(キジ)が桜の木にとまっている珍しい光景を目にされました。それを聞き、私も急いでカメラを持って急行し、シャッターを切りました!!
キジは主に地上にある植物の葉や芽、昆虫などを食べるため、地上で活動することが多く、あまり木にとまったりしないそうです。キレイな色が映えますね。
またキジがとまった、その木には可憐に咲くサクラの花びらもありました。寒暖差が激しいと秋にも咲くんですね!
夢中でシャッターを切っていると危険を察知したのか、飛び立ってしまいました!羽を広げると結構な大きさです!今日は日本のシンボルを2つも見たので良い一日になりそうです!
ちなみに…日本のシンボルは
日本の花:サクラ
日本の鳥:キジ
日本の魚:ニシキゴイ
日本の木:サクラ
日本国の日:2月11日(建国記念の日)
NATSのある千葉県のシンボルは
千葉県の花:なのはな
千葉県の鳥:ホオジロ
千葉県の魚:タイ
千葉県の木:マキ
千葉県民の日:6月15日
JAF日本自動車連盟に加入されている皆様に年間4回の季刊発行されている『JAF Mate』にNATS自動車研究科講師の門野寛先生が「整備のプロに聞く 愛車を長持ちさせるコツ」という記事で取材協力されています。
一級自動車整備士の門野先生はNATSの中でも自他ともに認める新しもの好き!!自動車やバイクに搭載される新機構や新技術について一番詳しい先生かもです。その門野先生の視点で車両のメンテナンス方法について詳しく解説されています。JAF会員の皆様はぜひご覧いただき参考にしてくださいね!!
自動車研究科3年生の竹村寛成クンが人気レース「GR86BRZcupCLUBMANseries」 にフル参戦しています!今回は第6戦のレースレポートが届きましたので紹介させていただきます!
開催日:10月4日(土)・5日(日)
開催地:鈴鹿サーキット(三重県)
予選B組3位 総合6位
天候:曇り/路面:ドライ
前大会に続き多くの参加台数となり、今回も2グループに分けての予選。前日の練習走行まで雨で、予選当日は晴れとなり、ぶっつけ本番のドライ路面によるタイムアタック。鈴鹿サーキットのコース特性に合わせてセッティングするもオーバーステアで乗りづらく、サスペンションやデファレンシャルの調整をしつつアタックし、3番手タイムの総合6位からの決勝スタートとなりました。
決勝(8周)44台中42位(未完走)
天候:晴れ/路面:ドライ
長丁場を予測しタイヤの内圧を少し下げてプリロードも調整し臨んだ決勝はスタート直後に大きく出遅れてしまい1周目で3ポジションドロップ…。その後セーフティーカーが入るなど、レースが中断し、再開してからは前車とのバトルを展開、抜きつ抜かれつしていましたが、高速の200Rコーナーで無念のコースアウト!高速コーナーでの大クラッシュとなりましたがクルマが衝撃を受け止めてくれたおかげで体にけがはありません。予選からミスが続き、完走どころか車両を壊してしまいました。サポートいただいている皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、この惜しさと反省をバネに次につなげていけたらと思います。
次戦は最終戦、車両の修復に時間がかかりそうとのことですが、次のステップに向けて頑張って欲しいと思います!がんばれ、竹村君!皆さんもぜひ応援してください!