3月18~19日(土~日)に三重県 鈴鹿サーキットでスーパー耐久レースの開幕戦が行われました。
今年も昨年に続き『OHLINS Roadster NATS』での参戦です!!
今年は新たなAドライバー規定ができ、何とチームNATSはハンデキャップを背負っての参戦となります・・・ が、そこはチーム力で何とか乗り切っていくしかありません。。
土曜日の行われた公式予選では、午前中まで降っていた雨の影響でスケジュールが変更となり、14時からBドライバー予選、15時15分からAドライバー予選が行われました。
結果はBドライバー予選4番手、Aドライバー予選3番手。日曜日の決勝は4番グリッドからのスタートとなりました。
決勝は、1周目にハンデキャップを消化し一時は11番手までポジションを落としてしまいますが、そこから挽回し徐々にポジションアップ!!
そして、トップに上り詰めた矢先、最悪の悲劇が・・・ なんと、他車からの接触を受け大クラッシュという結末となってしまいました。
ドライブしていた山野選手の命に別状はなく、骨折等のケガで済んだのは不幸中の幸いでしたが、一歩間違えたら命を脅かす、とても危険な一幕でした。
レースはクラッシュが原因で赤旗終了となりましたが、それ以前の順位が正式結果となり4位を獲得することができました。
車両は完全に再起不能のため、次戦の24時間レースまでに急ピッチで新規の車両製作に取り掛かりたいと思っています。
卒業生にとっては苦い卒業レースとなってしまいましたが、第2戦からは次年度の学生とともに先輩の想いを背負ってチャンピオン獲得に向け、全力で取り組んでいきたいと思います。
卒業式に参加できなかった学生とは、帰校後プチ卒業式を実施しました!!
次戦での完全復活を目指し頑張っていきますので、皆さん引き続き応援よろしくお願いします!!
モータースポーツ科18期のみんな、改めて卒業おめでとう!!!
モータースポーツ科の授業も残りわずかとなってきました。
体感する授業の最後として「サスペンションセッティング」という授業をNATSサーキットで行いました‼
ツーリングカー班で使用してきた車両を使い、ダンパーの減衰力・車高を変化させると、クルマの動きがどのように変化するのかを体感する授業です。
まずは座学を行い、クルマをメンテナンスし、いざサーキットへ!
まずは全員がベースセットを体感するために、各車に乗ります。
走行を終えたらセッティング変更!
違いはわかったかな?
減衰力のダイヤルを締めた・緩めた状態の車両、車高が高い・低い状態の車両、それぞれの車両で走行を終えた学生たちの声を聞いてみると「こっちのセットが乗りやすい」「あっちのセットの方がタイムが出た」「あまり違いがわからなった」など様々な意見がありました!
このような体感をすることで学生たちはサスペンションセッティングの重要性を理解してくれたかと思います。
学生の皆さんお疲れさまでした!
12月18日(日)に栃木県モビリティリゾートもてぎで開催された『idlers 冬の3時間耐久レース』に参戦してきました。
今回のレースはツーリングカー班の#72ロードスターに加え、Youtube企画として職員とモータースポーツ科進級学生で構成された#12 ROADSHOW with NATSも参戦。2台体制で挑みました。なんと、こちらは2020のオートサロンで優秀賞に輝いたNATS A90 Spiderです!!
スターティンググリッドは抽選によって決まり、#72は20番グリッドから#12は10番グリッドからのスタートです。
14時過ぎにレースがスタート。2周目のS字コーナーで#72の直前を走る車両からオイルが大量にコースに撒かれるアクシデントが発生・・・。後続車は撒かれたオイルに乗ってコースアウトが続出しSCが出る荒れた展開に!!
チームNATSの2台はアクシデントに巻き込まれることなく無事回避すると、このタイミングを利用し#12は給油を実施。
#72は給油のタイミングの変更するなど、アクシデントを味方につけながら3時間後のゴールを目指し順調に周回を重ねていきます。
そして、17時過ぎにチェッカーフラッグが振られ、#72はクラス9位、#12はクラス17位で無事完走!!
今回は2022年ツーリングカー班にとって最終戦となりましたが、トラブルもなく無事完走を果たし、学生達からは笑顔が溢れとても良い思い出のレースになりました。
シーズンオフは、次年度に向けたメンテナンスをしっかり行い、更なる戦闘力向上を目指しアップデートを進めていきたいと思います。
応援して下さった皆様、本当にありがとうございました!!
12月3日に筑波サーキットで行われた『メディア対抗ロードスター4時間耐久レース』に今年もチャレンジしてきました!
『FMドライバーズミーティング with NATS』ということで、今回も学生がメカニックサポートを全面的に行い、金井先生を含めた4名のドライバーで表彰台を目指しました。
フリー練習走行では予選に向けマシン各部のチェックを行い、続いて行われた公式予選では金井先生がアタックを担当。計測1周目でベストタイムを出し、見事3番グリッドを獲得しました。
そして迎えた決勝。ファーストドライバーはレーサー鹿島選手です。チームが立てた作戦通りに金井先生、菰田潔選手、松田秀士選手の順番で順調に走行を重ねていきました。
レースも残り1時間を切り、ラストスティントは金井先生が担当。終盤までは4位を走行していましたが、まさかのエンプティランプ点灯・・・ ペースダウンを強いられてしまいましたが、ガス欠でストップするチームが多い中、残り少ないガソリンで懸命に走行を続け15位で無事にチェッカーフラッグを受けました。
今回得られたデータを基に来年はさらに燃費管理の精度も上げて表彰台の真ん中に立てるよう、チーム一丸となってチャレンジしたいと思います。
応援してくださった皆様、ありがとうございました!!