先週の23日(土)、24日(日)に宮城県 スポーツランドSUGOでF4東日本シリーズの第3・4戦が行われました。
モータースポーツ科のF4チームにとっては初参戦。念願のレースデビューです!!
木曜日にサーキット入りしたメンバーは、搬入作業、そしてテスト走行とタイトなスケジュールの中でメニューをこなしていきます・・・
もちろん初サーキットのメンバーも多く、初めは緊張の面持ちでしたが、次第に雰囲気や作業にも慣れ、体の動きもよくなっていきました。
そして迎えたレース当日。土曜日には第3戦、第4戦の公式予選と、第3戦の決勝レース、日曜日に第4戦の決勝レースが行われました。
新品タイヤを装着しコースインする72号車・・・ピットで見守る学生たちからも緊張感が伝わってきます。
そして、20分間の公式予選が終了し、結果は4番手。続く第4戦の予選はタイムが伸び悩み6番手という結果でした。
夕方から行われた決勝レース。初めて訪れるスターティンググリッドに少し戸惑いも感じられましたが、どこかみんな嬉しそうです!!
レースとしては順位は1つ下げてしまい5位でしたが、最後まで攻めの走りができ、内容としてはまずまずの展開でした。
レース後は、次のレースを万全の状態で迎えるために、各部のチェックです・・・
翌日も晴天に恵まれたスポーツランドSUGO。
6番手からスタートの72号車は2周目の1コーナーで順位を上げ5番手になるとそのままの勢い前車に喰らい付きますが、抜くまでには至らず・・・
この日も5位でレースを終えることとなりました。
今回は2レース共に5位で終えたチームNATS。次回は来月末に鈴鹿サーキットで行われる西日本シリーズ第3戦への参戦となります。
さらに車も改良し、次回は表彰台に登れるようみんなでがんばっていきたいと思います。
引き続き、チームNATSを応援よろしくお願いします!!
先日の全日本EVグランプリを皮切りに、モータースポーツ科のレース活動も本格的にスタートとなりました。
ツーリングカー班(以下TC班)の実習場に目を向けると、3台ともエンジン・ミッションが降ろされています・・・
4月28日にツインリンクもてぎで行われたEnjoy耐久レース公式練習会に参加したTC班。
新しいレーシングスーツを身にまとい、いよいよ念願のサーキットでデビューを果たしました!!
事前に学校のテストコースでチェック走行を行ったものの、ほとんど全員が本格的なサーキットを走るのは初めてのため、今回は金井先生の先導付きで順番にドライブしていきました。
もちろんメカニックとしても、初の実践の場!
初めはみんな緊張の面持ちでしたが、徐々に雰囲気にも慣れ、ドライバーも走行した全員が基準タイムをクリアすることができ、第1の課題はクリアできました。
次回は6月6日に2回目の練習会です。
今回の練習会に参加したことで、今後の課題や車の改善点も見つかったので、今は各般がそれぞれの作業を行っています。
スペアエンジンのチェック、ミッションのOH、LSDの仕様変更・・・そしてタイヤラックの製作!!
7月の本番まで、やること盛りだくさんのTC班。
今後の 活躍に乞うご期待です!!
全日本選手権スーパーフォーミュラ第一戦(4月18~19日)が鈴鹿サーキットで開幕しました。
ヨーロッパをベースに世界に展開するF1、アメリカ大陸を中心に展開するインディカーと共に、スーパーフォーミュラはアジア太平洋圏で展開するトップフォーミュラとして、世界の三大フォーミュラの一角を形成している国内最高峰のフォーミュラレースです。
モータースポーツ科の学生3名がメカニック研修として各チーム、またレース企画、運営の研修として日本レースプロモーション(JRP)様に1名参加致しました。
今シーズンから元F-1ドライバー小林可夢偉選手が参戦、また新型SF14マシンの熟成が進み速さと共に、レース本来の醍醐味が増しています。
決勝レースは予選3、5番手のチームトムスの2台が好スタートし、1-2ポジションを確保、レースをリードします。またポール・ポジションスタートの チーム無限 山本尚貴選手はスタートに出遅れ3位でオープニングラップを迎えました。
1-2独走のチームトムスは28周目に#1中嶋選手選手、29周目に#2ロッテラー選手、チーム無限 #16山本尚貴選手も同じタイミングでpit inし、給油・タイヤ交換をしましたが、両チーム共に抜群のピット作業を行い、順位は変らないまま終盤へ。最終ラップ、立て続けに悲劇が発生!!チームトムス1-2は変わらずチェカーを受けたましたが、チーム無限 #16山本尚貴選手はエンジンが突然ブロー。後方から白煙が噴出しデグナー手前にクルマを止めリタイヤ。悔しい開幕戦となってしまいました。
DOCOMO DANDELION #41カーティケヤン選手が3位、日本の最高峰レースで、初めて表彰台を獲得しました。早目のピットインで巻き返す作戦を取った#8小林可夢偉選手は、9位に終わっている。
モータースポーツ科へ進級した学生達の初めてのチャレンジ・ピットクルーでしたが、3日間多くの経験と感動をいただきました。
学生達が自らの”夢”を実現するために、スーパーフォーミュラを主催されているJRP様はじめ、多くのレース関係の方々のご協力をいただきました。「ありがとうございました!」
次回は5月のスーパーGTです。