9月26日(土)に富士スピードウェイにてF4東日本シリーズの第5戦が行われました。早いもので、あっという間に今回で最終戦です!
今回は金曜日にフリー走行があったものの、たった2本でそれもウエットコンディション! 各車セットアップもままならない状態で本番を迎えることとなってしまいました。
土曜日の午前中に行われた公式予選は、前日の雨が残りハーフウエットの路面状況でスタート・・・ 中盤まではトップタイムをマークしていた72号車でしたが、どんどん路面が乾いていくとセッティングが合わずタイムが伸び悩みます。
そんな中でも、今季最高となる2番グリッドを獲得!
そのまま、路面は乾き、決勝はドライコンディションでのレースとなりました。
2番グリッドからスタートの72号車は1周目からトップの選手に迫り、ついに2周目のダンロップコーナーでアウト側からパスすると、一気に引き離しにかかります。
後半はペースが上がらず再び追いつかれてしまう一面もありましたが、そのままトップを死守しゴール!念願の今季初優勝となりました。
2013年から参戦を開始したNATSオリジナルF4『NATS001』も徐々に進化を遂げ、ついにドライコンディションでも優勝することができました!!
次の目標は『日本一』です。12月6日に鈴鹿サーキットで行われる日本一決定戦でも優勝できるよう、引き続き開発を進めていきたいと思います。
皆さん、応援ありがとうございました!!
2015 S-GTのシリーズもいよいよ後半。第5戦の舞台は長い直線に加え、高速、中速、低速コーナーが織りなす世界有数のマシンの総合力が試される鈴鹿サーキット。優勝争いを繰り広げた各チームにピットクルーとしてNATSモータースポーツ科の学生が参加しました。
GT500クラス
ポイントランキング2位 LEXUS TEAM PETRONAS TOM’S には遠山君と塚田君の2名が参加しました。
熟成著しいNS-X TEAM KUNIMITSUには多田君が参加しました。
人気チームLEXUS TEAM WedsSport BANDOHには、重光君が1000kmの長丁場のサインボードを担当します。
GT300クラス
ポイントランキング6位 荒聖治選手のBMW Sports Trophy Team Studieには狩俣君がサポートします。
D-1で活躍中の織戸学選手のJLOCランボルギーニにはD-1ファンの大石君がサポート。
スタート時点でも小雨がパラつくコンディションとなり、全車がウェットタイヤを装着、予定通り12時30分にスタートが切られた。
500クラスはTOPを走るPETRONAS TOM’S RC FのPIT内で忙しく作業する遠山君と塚田君。
PETRONAS TOM’S を追走する RAYBRIG NSX CONCEPT-GTのPIT内では塚田君が作業します。
300クラスでは3位に荒聖治選手の駆るBMW に4位JLOCランボルビーニ、2位RBZ、TOPのゲイナーGT-Rとが壮絶なTOP争いを繰り広げます。
その各チームのPIT内にはNATSの学生が必死に作業をしていました。
天候が変わる荒れたレース展開が6時間続き18:25歓喜のGOALとなりました。
NATSサポートチームの結果
GT500 TOM’S様
#36 予選9位→決勝 優勝!
#37 予選6位→決勝 8位
GT500 TEAM BANDOH様
#19予選10位→決勝 4位
GT500 レイブリック様
#100 予選14位→決勝5位
GT300 スタディ様
#7 (荒選手) 予選3位→決勝2位
GT300 JLOC様
#88 (織戸選手) 予選5位→決勝4位
次戦は9月、菅生300kmとなります。サポートチームが表彰台に上れるよう学生メカニックも頑張りますので、現地での応援よろしくお願いします。
8月最終日…。いよいよ夏休みも終わりですね。
さてモータースポーツ科では夏休み最後の活動として、27日(木)より富士チャンピオンレースに参戦してきました。
まずは29日(土)に行われたFCR-F(アルミF4レース)です。
前回、#72号車の金井先生は5速ギアがない状態で、何とか3位表彰台に登ったものの、マシンとしてのダメージはかなり大きい物となってしまい、学校でのメンテナンスも徹底的に行い、サーキットに持ち込みました。
そして木曜日と金曜日は練習走行日として、セッティングに専念出来るよう作業を進めていきます。がしかし、木曜日の午前中に早くもミッショントラブルが発生・・・。午後の走行を取りやめ、急遽修復作業となってしまいました。
また#0号車の渡邊選手は、前回4位という事で更なるポジションアップを目指し、セットアップを進めていきました。
金曜日は2台とも走行をこなし、翌日に控えた予選・決勝に向けて良いデータが取れ、セッティングの方向性も見出せました。
2台ともミッションに不安があるため、走行毎に確認・チェックします。
そして迎えた予選。金井先生も果敢にアタックいたしましたが、微妙にセットが合わず、2番手のポジションに・・・。渡邊選手は7番手となりました。
決勝前には班員メンバーで記念撮影!!2台ともレースでの挽回を期待します。
がしかし、神様の悪戯か・・・。スタート前のフォーメーションラップ中に金井先生の乗る#72号車は駆動系トラブルに襲われ万事休す。スタートを切ることなくリタイアに・・・。
一方渡邊選手は、スタート後に着実にポジションアップし、見事4位入賞となりました。
次戦に向けまた課題が増えましたが、絶対表彰台に登るべく、引き続きメンテナンス・セットアップを進めていきたいと思います。
30日(日)は全日本EVグランプリ50kmレースが開催され、昨日の鬱憤を晴らすべく、10連勝に向けて挑みました。
予選は雨が土砂降りの中行われ、コース上には川が出来るほどの状況でしたが、それでも見事総合ポールポジションを獲得しました!!
ポールからの景色は最高です!!
決勝は雨がやみ、ハーフウェット路面で競技がスタートしました。11周で争われるこのレースは、金井先生をトップとしたリーフ集団が、毎周ホームストレートでスリップストリームを使い、各自燃費ならぬ電費を考えての走行が続きました。
そしてラスト2周ぐらいから動きが。金井先生もポジションを落としましたが、最終ラップにトップに出る作戦でラストスパート。見事クラス優勝(総合3位)となりました。
ゴールの時、学生達もピットウォールから声援を送りました!!
今年は1戦欠場がありましたが、それを除けば10連勝!!出る大会ではすべて優勝です。次戦は9月20日の筑波。またまた優勝目指して頑張ります!!
新型のトランスポーターも大活躍!!今回は3台まとめて輸送となりました。
レーシングチームNATS
残るレースも引き続き応援よろしくお願いします!!