今年もモータースポーツ科 体感型授業の【タイヤマネージメント】カート実習を行いました。
レースで優勝するためには、タイヤのグリップ力を最大限引き出すことは必須条件!!!
この授業は、レーシングカートを使用してタイヤのエア圧の変化でグリップ力や挙動がどのように変化するのかを体感するのが目的です。
NATSサーキットに特設コースを作り2日間しっかり体感します。
エア圧の調整中・・・
はじめにウォームアップとして0.8kg/cm2で5周
続いて0.9kg/cm2に変更して8周
最後に1.0kg/cm2で8周走ります。
コンマ1の違いで大きく変化!
この差がラップタイムの差に表れたり、挙動の好みが分かれたりと様々なことがわかりました!
タイヤマネージメント、エア圧管理の大切さを体感し、今後のレース活動に生かすことが出来そうです。
モータースポーツ科にはこのような体感型授業がたくさんあります!!
皆さんもモータースポーツ科で一緒に勉強してみませんか!?
5月25~26日に富士スピードウェイでスーパー耐久シリーズ第2戦 富士24時間レースが開催されました。
今年からST2クラスへの参戦となるチームNATS。シビック タイプRで初めての24時間レースに挑んできました!!
予選2番手からスタートした72号車は、『周りに惑わされない』作戦でマシンを労わりながらチームの決めたペースで順調に周回を重ねていきましたが、スタートから約2時間経過した頃に、フロントハブの破損でタイヤが脱落するトラブルが発生・・・
ポジションを7番手まで落としてしまうものの、懸命の修復作業でレース復帰すると着実に順位を上げ、夜が明ける頃には4番手までポジションアップ!!
しかし、またしてもサスペンションパーツが破損するトラブルが発生し緊急ピットインを強いられます・・・
ここでもすぐに修復作業を行うことができ4番手のまま復帰すると、終盤ミッショントラブルを抱えながらも無事チェッカー。
4位完走を果たすことができました。
トラブルに見舞われ少し悔しい結果となってしまいましたが、学生にとってはとても貴重な経験となり、諦めないことの大切さを実感できた良いレースになったと思います。
次回は九州オートポリス!! 各部の改良を行い、もっともっと強いマシンとチームにしていきたいと思います。
皆さん、応援ありがとうございました!!
4月21日(日)にスポーツランドSUGOでスーパー耐久シリーズの開幕戦が行われました。
昨年ST-5クラスでシリーズチャンピオンを獲得したチームNATSは、今年からST-2クラスにステップアップ! マシンは新型のシビックタイプRです!!
レースウィークに初走行、そして学生も進級後初めてのレース参戦ということで、初めて尽くしのレースとなりましたが、レース当日にはそんなことも感じさせないような動きができるまでに成長!!
それぞれが完璧な作業を行い、デビュー戦にして2位表彰台を獲得することができました。
ハードな毎日を過ごした学生たちですが、努力は必ず報われる、努力は裏切らないことを肌で実感した週末になったと思います。
次回は富士24時間レースです。さらに万全な体制を作り、優勝目指して頑張っていきたいと思います。
4月6日の入学式を終え、いよいよ新年度がスタートしました。チームNATSも新メンバーとなり、新たなシーズンの幕開けです。
チーム一丸となって頑張ろう!! そして、めっちゃ濃い充実した1年にしていこう!!!
2024年のFormula Beatの第1戦が2月23日・24日に鈴鹿サーキットで行われました。
開幕戦ですが、学生たちにとっては卒業レースとなります。
そしてNATS001は、更なるポテンシャルアップを図り新たにパドルシフトを導入!
金曜日からフリー走行が行われ、雨の中でのパドルシフトのシェイクダウンとなりましたが、問題なく機能し走行することができました!
土曜日には天気・路面が回復し、午前中に行われたフリー走行ではトップタイムを記録。
フリー走行後、更なるクルマのポテンシャルアップを狙い、セッティング変更を行い予選に備えます。
迎えた予選。走行中にカウルが外れるトラブルや、予選前に行ったセット変更がうまく機能せず裏目に出てしまいましたが、何とか最後にタイムアップし2番手を獲得!
決勝日は雨予報となっていたため、予選後に大幅にセット変更を行います。
決勝日の日曜。予報通り雨となり、ウェットコンディションでのレースとなりました。
SCスタートとなったこのレース。72号車は序盤からトップと激しいバトルを展開。学生たちの応援にも力が入ります。ですが、4周目あたりからシフトトラブルを抱えペースダウン…
その後はトラブルを抱えたままのレースとなりましたが、なんとか2位でゴールできました。
しかし、レース後車検でリアの翼端板の高さが規定値を超えているとのことで失格に…
雨で車高を上げていたことや、チームの誰1人もそこに気づけなかったのが原因です。
学生たちにとっては卒業レースでしたが、非常に残念なレースとなってしました。
この結果を真摯に受け止め、対策を行い次戦また優勝めざして頑張ります‼
学生の皆さん、1年間ありがとうございました。