11月14~15日(土~日)に岡山国際サーキットでスーパー耐久レースの第6戦が開催されました。
今回はシリーズ最終戦ということで、何としても優勝を掴み取りたいチームNATS!! 木曜日から現地入りし、テスト走行を開始しました。
シーズン後半になりマシンの熟成も進み、1本目の走行から好調さを見せつけた72号車は、常にトップ3のタイムをマークし、他のチームからも多くの注目を受けました。
迎えた土曜日の公式予選。Aドライバー予選では金井先生がアタックを行い、1分47秒5という驚異的な好タイムをマークしクラストップに!! その後、Bドライバーの猪爪選手も3番手のタイムをマークし、今シーズン2度目のポールポジションを獲得することができました!!!
さらには、金井先生がマークしたタイムがコースレコードを更新するというおまけ付き!!最高の1日になりました。
決勝は15日午前8時半から3時間のレースが行われました。 序盤からトップを快走し他車を引き離しにかかる72号車・・・チームNATSは3回給油の作戦でレースに臨み、学生たちも完璧なピット作業でマシンを送り出します。
3回目のピットを終えた時点では3番手・・・ここから最後の挽回を行うものの、前の2台には一歩届かず3位でチェッカーとなりました。
優勝を目前にしていただけに、少し悔しい結果となってしまいましたが、表彰台を獲得することができ、シリーズランキングも3位に入ることができました。
参戦2年目にしてプロチームを相手にここまでの成績を残すことができました。学生たちの成長も感じることができた最高のシーズンとなりました。
皆さん、1年間応援ありがとうございました。来年はシリーズチャンピオンを目指し頑張っていきたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします!!
10/17(日)に袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催された袖ヶ浦マルっと4時間耐久レース 通称「マル耐」に参戦してきました。
通常の耐久レースでは1チーム1台の車両でレースを行いますが、今回のレースではマシンチェンジが可能なため、我がチームNATSは、ロードスターとヴィッツを使いドライバー5名を含む総勢8名でレースに臨みました。
スターティンググリッドを決める予選も、タイム計測器をバトン代わりにコース1周をチーム員が走って決めるなど、ユニークな競技がたくさん!! 学生たちも入念なウォームアップを行いチーム一丸となって挑みました!!
予選の結果は・・・5番グリッドとなりました。
雨脚が強くなっていくの中、13:00に決勝レースがスタート!!路面コンディションは至る所に水溜まりや川がありコース上にマシンを留めておくのがやっとの状況・・・慎重なドライビングを続け周回を重ねていきます。
レース中至る所でスピン、クラッシュする車両もあり、セーフティーカーが入る場面も・・・荒れたレースとなりましたが17:00に無事チェッカーフラッグを受けゴールしました!!
結果は・・・クラス3位を獲得!!
難しい路面コンディションの中、戦い抜いた学生たちの表情には嬉しさ、達成感で満たされていました。
次戦は12月に開催されるアイドラーズ3時間耐久レースに参戦予定です。マシンの改良やセットアップを進め、優勝目指し頑張ります!!
9月18日~19日、スーパー耐久 第5戦が鈴鹿サーキットで開催されました。
昨年は最終戦として予定が組まれていた鈴鹿サーキットでしたがコロナウイルスの影響で中止…
ですが、今年はスケジュール通り開催されました!
そして今回助っ人としてレジェンドドライバーの山野哲也選手をBドライバーとしてチームに迎え初優勝をめざして挑みました。
木曜日から練習走行を行ったチームNATSは、車両が鈴鹿サーキット初走行となりましたが、持ち込みのセットも悪くなく、山野選手にも好評価を頂きました。
そして迎えた予選
台風の影響でスケジュール変更。午後からBドライバー予選が先に行われました。
Bドライバー予選ではミッションが入りにくい症状になる中、山野選手が2番手タイムを記録。
原因は、午前中に予定されていた練習走行がキャンセルとなり、ミッションのナラシができなかったことが原因でした。
Aドライバー予選も2位で終え、またしても予選2位となりました。
そして決勝日
9月中旬とは思えない暑さとなりました。
11:30 レーススタート!
チームNATSは序盤からトップ争いを展開!
今回、SCやFCYの出ないクリーンなレースとなりました。チームNATSも順調にレースを進めて行きます。
そして最後残り10分までトップを走行していましたが、そこで燃料が足りなくなりピットイン。
結果は4位となりました。
結果としては悔しい形となりましたが、チームとしてはミスなく全力でやれたので悔いはありません。
また今回、山野選手にいろいろと教えていただき、チームとして確実に成長することができた1戦でした。
次戦は11月。最終戦、岡山国際サーキットとなります。
今回の経験を活かして、優勝をめざして頑張りますので応援よろしくお願いします。
皆さんこんにちは。モータースポーツ科の体験型授業、「セイフティーマネージメント」について紹介します。
私たちの日常生活において事故や急病は、予期せず訪れてきます。また、モータースポーツにおけるレスキュー・救急システムの理解と、適切な医療手当を行なう手法を身につける為に「緊急時の応急手当と事故防止」について勉強します。講習内容の一部を挙げると、回復体位の取り方や、CPR(心肺蘇生)、また最近は身近な場所に設置が進むAEDの取扱など・・・
感染防止対策を行い、講習を進めていきました。
映像を視聴し手順ややり方がを理解してから、自ら実践!!
CPR/心肺蘇生、並びにAEDの実技訓練です。医療を題材とした映画やドラマのワンシーンで見る機会がありますが、実際に行ってみると大変です。胸骨圧迫(心臓マッサージ)のやり方や、AEDの操作など、ペアで息を合わせて一生懸命練習します。学生たちはこの講習を通じ、緊急時の応急手当の大切さを学んだ様子でした。
今回の講習で学んだことをしっかりと身に付けておけば、「もしも!!」のときに人命救助「命を救う」ことが出来るのではないでしょうか。学生の皆さん、講習お疲れ様でした!!
皆さんこんにちは。今回は体験型授業の一つ、「モータースポーツとバリアフリー」について紹介します。
担当講師はハンデキャップドライバーの勅使河原先生です。バイクレースで転倒し怪我をされ下半身不随に・・・しかしレースに対する情熱が熱くJAFの国内A級ライセンスを取得しNATSモータースポーツ科と共にレースに参戦し、健常者と互角以上の走りをして来ました。そんな勅使河原先生からモータースポーツとバリアフリーをテーマに、日常生活やレースでの経験をもとにした授業を行っていただきました。
講義の中で段差での介助方法や車への乗車方法を経験したり、特設コースを作りタイムアタックを行いました。
普段だと何気ない段差や傾斜が車椅子だと大きな障害となることを知り、改めてバリアフリーの大切さを実感。学生たちにとって貴重な経験をすることができました。
勅使河原先生、1日ありがとうございました。