昨日、袖ヶ浦フォレストレースウェイにて全日本EV-GPの第3戦が行われました。梅雨入りとなり、天候も危ぶまれましたが、何とか予選前には雨も止み決勝はドライでのレースとなりました。
開幕戦から優勝でスタートしたTEAM NATS。もちろん今シーズンもシリーズチャンピオンを狙い今大会に挑みました。
まずは走行前準備からスタート。タイヤの空気圧などのセッティングデータを記録していきます。
そして準備を整え、予選に挑みます。朝まで続いた雨により、所々濡れたハーフウェット路面。金井先生も最後までタイヤ選択を悩みましたが、そのままドライセットでアタックしました。
今回も電池残量を考え、1周だけのアタックだけで見事総合でのポールポジションを獲得しました!!学生たちも決勝に向けて俄然ヤル気です。
そしてポールポジションからスタートした決勝。23周での行われたレースはリーフ3台での激しいバトルに・・・。作戦を考えながら金井先生もクラス2番手を走行します。
レース終盤、金井先生がスパートをかけ、周回遅れなどもうまく多用し
一気に後続を引き離すとそのままゴール!!見事クラス優勝となりました。
これでEV-GPは9連勝です。次戦富士スピードウェイでも優勝できるようセッティングを煮詰め、今年もシリーズチャンピオンになれるよう頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします。
秋晴れの昨日、EV-GP 第6戦 袖ヶ浦60kmレースが行われ、金井先生率いるチームNATSもシリーズ全戦優勝するべく参戦しました。
いつもは50kmや55kmで行われてきましたが、最終戦は60kmと距離が増える為、より電費を考えての戦略、更にはBMWのi3やホンダのFIT-EV等も出場し、ライバルが増える事で非常に盛り上がるレースとなりました。
予選は朝9時から行われましたが、気温が低く、タイヤの温まりが悪い中各車アタック開始。金井先生もアタック開始をするも他車に引っ掛かってしまい、ベストタイムとはなりませんでしたが、それでもクラストップ(総合2位)のタイムとなりました。
決勝は14時スタートということで、予選後は各車充電タイムとなります。その間にレースプランを学生達と共に考え、車両準備を行いました。
クルマを押してグリッドに並べ、予定通り14時に25周のレースがスタートとなりました。
スタート後は、リーフやFITのクラストップをキープし、5台よるバトルが始まります。10周 位よりレースが動き始め、FITや他のリーフに抜かれるも、レース終盤の展開を見越し、後半に備えるようクラス3位をキープしたまま我慢のレース展開に…。
がしかし、ハイペースとなった前車2台が電欠状態となり戦線離脱となります。
そしてクラストップのまま、レース終盤へ…。
後続車を引き離しにかかるも、シリーズで常に1位2位を争ってきたレーサー鹿島選手にピッタリとマークされ白熱のバトルになるも、なんとか逃げ切りクラストップチェッカー!!
クラス優勝を果たし、悲願の全戦優勝となりました。最終戦ということもありシリーズ表彰も行われ、昨年に続き2年連続のチャンピオンとなりました。
来シーズンも学生達と共に、シリーズチャンピオン目指して頑張ります。今シーズンの応援本当にありがとうございました!!
鈴鹿ではF1日本GP、タイではスーパーGT等、あちこちでレースが行われた昨日の5日(日)に、千葉県袖ケ浦フォレストレースウェイにてEV-GP第5戦も行われました。
この日は台風18号の影響から千葉県も朝から雨に…。コース上も川や池が多く出来る程でしたが、レースはそのまま行われる事になり、午前中に予選が行われました。
予選前には窓のくもり止めや撥水対策を行い、更には雨用のセット変更。タイヤのエア圧やショックの減衰などを確認します。
そして金井先生が予選開始!!
バッテリー温存の為、アタック1周のみのスーパーラップに入ります。がしかし思っていた雨量よりも若干多く、ハイグリップのSタイヤでトライした事が裏目に出てしまい、各所でハイドロプレーニング現象により、あまりタイムを縮める事が出来ず、最終的には3番手となりました。
走行終了後は即充電し、決勝レースへ備えます。普段は50km(21周)のレースですが、今回は55km(23周)ということで、電費を考えた作戦を立てます。またタイヤを排水性の良いラジアルスポーツタイヤへと変更し、ハイドロへの対策も行いました。
そしてグリッドへ手押しでクルマを並べます。いつもの記念撮影ですが、雨なので金井先生は車内からに…(笑)
そして23周で行われる予定でしたが、1周フォーメーションの確認を入れてから22周で争われる事に…。
レース中盤までは前車2台のハイペースな走行に対し、金井先生は終始電費を考え、3番手で様子を伺います。それでも終盤に向かうにつれて3台での熾烈なバトルが繰り広げられました。
ホームストレートでもスリップストリームを使い、ピッタリと前車をマークします。水しぶきを浴びてる様子が良く分かりますね。
そして温存したバッテリーを上手く使い、残り6周でスパートを開始した金井先生は、トップに躍り出て後方を引き離します。他車はバッテリー切れを起こすほどの状況となり、気がつけば2位以下を2周も周回遅れにする独走態勢でチェッカーとなりました!!
これでシリーズ5戦中5戦連続優勝で、最終戦を残し、見事2年連続、3度目のシリーズチャンピオンを決めました!!
11月16日(日)には最終戦が同じ袖ヶ浦で行われます。最後は60kmで争われますので、更に電費向上の秘策を考え、全戦優勝のグランドスラムを達成できるよう頑張りますので、引き続き応援の程よろしくお願いします!!
8月24日(日)に宮城県 スポーツランドSUGOにて全日本EV-GPの第4戦が行われました。
昨年は台風の中でのレースとなってしまいましたが、今年は晴天に恵まれ、ドライ路面でのレースとなりました。
今期絶好調のチームNATSは今回のレースで優勝すれば4連覇です!!
予選はバッテリ温存のために、計測1周のみのアタックということで臨みましたが、車のフィーリングは良く2番手を約8秒も引き離しクラスポールポジションを獲得し、総合でもトップとコンマ5秒差ということで、2番手を獲得。
14周で争われた決勝レースは、序盤から集団の先頭を走る辛い展開となってしましたが、ラスト6周の時点でスパートをかけ他車を引き離すと、その後はペースをコントロールしそのままゴール。
見事クラス優勝でレースを終えることができました。 これでシリーズチャンピオンにも大きく近づくことができました!
袖ヶ浦サーキットで行われる残り2戦はそれぞれ55kmと60kmのレース距離で争われるため、また新たな作戦で臨み全戦優勝で幕を閉じられるよう、これからもがんばっていきたいと思います。