いよいよモータースポーツ科の授業も大詰め…
体感する授業の最後として『サスペンション・セッティング』を行いました!
今年1年ツーリングカー班で使用してきた車両を中心に、ダンパーの減衰力や車高を変化させると、クルマの挙動がどのように動くのかを、クラス全員が交代して乗り込み、それぞれ違いを体感します。
テストコースが完備され、車両走行が出来るNATSモータースポーツ科ならではの授業です!
今やレース車両だけでなく、チューニングカーからドレスアップカーなど、広く採用される車高調整式サスペンションで、セッティングからの挙動変化を体感するのが目的です。
まずは各車のベースセットから試乗し、個々のタイムを計測しながら、クルマの動きをそれぞれ確認します。
試乗を終えたらセッティング変更!グループごとにダンパーの減衰力調整と車高調整をそれぞれ行います。
セット変更したら再度走行!学生の皆さん違いは分かりましたか?
ということで二日間行った授業でしたが、学生達の感じ方も様々で、固め⇔柔らかめ、車高も高い⇔低いと、それぞれ意見が分かれたり、タイムの違いに現れたりと、改めてセッティングの奥深さを知ったようでした。
このように体感することで、セッティングの重要性について改めて理解し、またノウハウとして学生達の糧になってくれると嬉しいですね。
学生の皆さん大変お疲れ様でした!!
今年度のスタートは『NATS創立30周年』という節目の為、特別な雰囲気の中、モータースポーツ科14期生の新年度が始まりました!!
新体育館(イベントホール)にて始業式が行われました。完成間もない体育館で新年度を迎え、進級を楽しみにしていた学生達もどこか嬉しそうな表情をしていました。
そして始業式が終ってからは公開セミナーが行われました。
毎年恒例となっている矢部理事長・学校長先生による社会人として必要となるビジネスの『い・ろ・は』を熱弁していただき、学生達も興味深くセミナーを聴講いたしました。
新体育館前にはカスタムカーと共に、レーシングカーも展示し、記念写真も撮影しました。
今シーズンの参戦予定レースは…
・JAF-F4東日本シリーズ
・富士チャンピオンレース FCR-F
・もてぎJOY耐、アイドラーズ等の耐久レース
・全日本EVグランプリ
そして今年度より始まった
・スーパー耐久
などなど、今年も様々な車両を使ったレースが目白押しです!!
栄光のチェッカーを目指して、新制モータースポーツ科
NATSレーシングチームのエンジンスタートです!!
皆さんの応援宜しくお願いします!
皆さんこんにちは。
モータースポーツ業界でも、続々と体制発表がされており、今年も楽しみな1年になりそうです!!
そんな中、シーズンオフとなっているモータースポーツ科では、ここぞとばかりに体感型授業を行っており、昨日も『サスペンションセッティング』と言う授業を行いました。
車高の調整やスプリングの変更、ショックアブソーバーの減衰力など、サーキットでタイムを縮める為には細かいセッティングが重要なポイントになります!
そこで、実際に各自にドライブしてもらい、セッティングでどう挙動が変化するかを体感します。
まずはベースセットをそれぞれ体感する為、各車両に乗り込みNATSサーキットを5周ほど周回。タイム計測も行いながら、ドライバー交代をしていきます。
一通り乗り終わったらセッティング変更です!
こちらは車高調整。ロックシートを緩め、サスペンションケースの長さを変更します。今回は10mm~15mmほど調整を行いました。
こちらはショックアブソーバーの減衰力調整。これを調整する事により、車の姿勢をコントロールし、挙動を安定させます。
そして変化の違いを確認する為、再度ステアリングを握り走行を行います。
各々乗り方の違いもあり、感じ方が違う所も面白いのが、セッティングです。こういった走行データを増やし、戦略を考えていく事がレースで『勝利』する秘訣になってきます。
学生達も最後の体感授業と言うこともあり、変化の違いにビックリしたり、『まだまだ乗り足りない!!』と、楽しみながら学んでおりました!!
昨日、モータースポーツ科にSuper GTを主催しているGTアソシエーション様が来校し授業を行っていただきました。
Super GTについて、そして競技運営についての様々お話をしていただき、学生も普段現場にいらっしゃる方からの話を聞き、一段と興味・関心が高まったことでしょう。