9月21日に筑波サーキットで行われた、メディア対抗ロードスター4時間耐久レースに「FMドライバーズミーティングwith NATS」として9年目の挑戦、また今回から初めてサーキットのオフィシャルとしても参加しました。
様々な自動車関係のメディアが集ってレースを行う35年続く伝統あるレースです!
オフィシャルとして参加した学生は車検員やピット監視など様々な実務をこなしました。
5月に取得した資格、「公認審判員」がここでも生かされます!
学生たちは普段経験することの少ない「オフィシャル側」に携わり新鮮さと新しい学びを感じている様子でした。
そして、メディア対抗ロードスター4時間耐久レース
500号車「FMドライバーズミーティング with NATS」の様子はというと・・・?
最初はいつもと違う空気感に緊張もありましたが・・・
学生たちはこの日がチーム、マシンと初顔合わせ、午前中にシート合わせ、ピット作業の練習を行います。
そしていよいよ予選・・・
金井先生のアタックにより今年も2番手のポジションを獲得!!
マシン、戦略の確認を入念に行いレースに挑みます。
16時にレーススタート!
周りのペースに惑わされず順調に周回・・・
給油、ドライバーチェンジなどのピット作業も練習通りに行い、チェッカーを待ちます。
そしてファイナルラップ、チェッカーを受け・・・
られませんでした・・・。
コントロールラインまで100メートルほど・・・
ガス欠により残念ながらゴールすることが出来ませんでした。
一桁順位でのフィニッシュが見えていただけに悔しい結果です。
来年こそは悲願の初優勝を果たせるようにチーム一丸となって準備していきます。
皆さん、お疲れ様でした!!!
夏休みも明け、今年の授業も後半戦に入りました。
今回は先日行われた、モータースポーツ科の体感型授業、「モータースポーツとバリアフリー」と「セーフティーマネージメント」について紹介します。
「モータースポーツとバリアフリー」では、ハンディキャップドライバーの勅使河原先生が担当講師となります。
勅使河原先生は過去にバイクレースで転倒、下半身不随になってしまいます。
しかし、レースに対する熱い思いは変わらず、JAF国内A級ライセンスを取得、その後様々なレースに参戦してきました。
そんな勅使河原先生より、日常生活における障壁やレースの経験をもとにした授業を行っていただきました。
また、車いすの体験や、特設コースを設営し、毎年恒例の「車いすGP」も行いました。
実際に車いすを体験してみると、何名か転倒してしまう学生も居て、その難しさを実感しました。
普段意識せずに通過している段差や傾斜などが車いすでは大きな障壁になることを学ぶことが出来、貴重な経験となりました。
勅使河原先生、一日ありがとうございました!
続いて、「セーフティマネージメント」についての紹介です。
「セーフティマネージメント」の授業では、緊急時の応急救護、モータースポーツにおけるレスキュー等について学びます。
救護の手順や注意点を確認し実践します。
応急救護や心肺蘇生、AED使用の練習を行います。
実践してみると、コツが必要だったり、胸骨圧迫では体力が必要だったりと学生たちは様々なことを感じていました。
また、AEDも複数の種類を体験しそれぞれの使用方法を確認しました。
いざという時にも焦らず処置を対処を行うために、真剣な様子で学んでいました。
事故や急病はいつ、どこで、だれが遭遇してしまうかわかりません。
そんな事態に備えて、今回身につけた「モータースポーツとバリアフリー」と「セーフティマネージメント」を忘れないように、また、それぞれが思いやりを持って生活していきたいですね!
今年もモータースポーツ科 体感型授業の【タイヤマネージメント】カート実習を行いました。
レースで優勝するためには、タイヤのグリップ力を最大限引き出すことは必須条件!!!
この授業は、レーシングカートを使用してタイヤのエア圧の変化でグリップ力や挙動がどのように変化するのかを体感するのが目的です。
NATSサーキットに特設コースを作り2日間しっかり体感します。
エア圧の調整中・・・
はじめにウォームアップとして0.8kg/cm2で5周
続いて0.9kg/cm2に変更して8周
最後に1.0kg/cm2で8周走ります。
コンマ1の違いで大きく変化!
この差がラップタイムの差に表れたり、挙動の好みが分かれたりと様々なことがわかりました!
タイヤマネージメント、エア圧管理の大切さを体感し、今後のレース活動に生かすことが出来そうです。
モータースポーツ科にはこのような体感型授業がたくさんあります!!
皆さんもモータースポーツ科で一緒に勉強してみませんか!?
卒業間近となり、モータースポーツ科の授業も終盤になりました…
体感型授業の最後として、「サスペンションセッティング」を行いました!
車高調整式サスペンションは様々なセッティングが出来ますが、今回は車高の変化とダンパーの減衰力変化で車の挙動がどのように変化するのかを、実際に全員がドライブし体感します。
まずはベースのセッティングを体感するために、各車両それぞれ5周ずつ周回し現状の確認を行います。
全員が乗ったところでセッティングの変更!
今回は車高は「30mm」の調整、減衰力調整は「硬め⇔柔らかめ」と調整します。
セッティングを変更したら再度車に乗り込み走行します!
セッティングの感じ方は学生それぞれで、様々な意見が出たり、タイムとして現れたりと楽しみながら学べた2日間でした。
このように実際に体感することでセッティングの重要性や奥深さがより理解できますね!
皆さんもNATS モータースポーツ科で楽しく学んでみませんか??
モータースポーツ科の授業も残りわずかとなってきました。
体感する授業の最後として「サスペンションセッティング」という授業をNATSサーキットで行いました‼
ツーリングカー班で使用してきた車両を使い、ダンパーの減衰力・車高を変化させると、クルマの動きがどのように変化するのかを体感する授業です。
まずは座学を行い、クルマをメンテナンスし、いざサーキットへ!
まずは全員がベースセットを体感するために、各車に乗ります。
走行を終えたらセッティング変更!
違いはわかったかな?
減衰力のダイヤルを締めた・緩めた状態の車両、車高が高い・低い状態の車両、それぞれの車両で走行を終えた学生たちの声を聞いてみると「こっちのセットが乗りやすい」「あっちのセットの方がタイムが出た」「あまり違いがわからなった」など様々な意見がありました!
このような体感をすることで学生たちはサスペンションセッティングの重要性を理解してくれたかと思います。
学生の皆さんお疲れさまでした!