日本では10年ぶり、富士では50年ぶりの開催となった24時間レース『スーパー耐久 第3戦 富士SUPER TEC』に、『LOVE DRIVE RACING with NATS』として参戦してきました。
事前の合同テスト等にも参加し、24時間に向けて準備を進めてきました。
5/31(木)からチームと合流したNATSモータースポーツ科。
この日は21時までのナイトセッションもあり、そこで新たに投入した補助前照灯のテストも行い、本番に向けた最終チェックを行いました。
そして今回は土曜日が決勝スタートとなる為、予選は6/1(金)に行われました。予選はAドライバーとBドライバーがそれぞれタイムアタックし合計タイムで順位が確定します。決勝に向けて車の仕上がりも順調に進み、予選結果としてはST5クラス4番手を獲得することができました。
予選終了後には、ミッションやデファレンシャルなど、駆動系を始めとする多くの部品を新品に交換し、過酷なレースへの準備を行いました。
そして6/2(土)の15:00にレースがスタート。夜には花火が上がり、その中をレース車両が駆け抜けるという幻想的な雰囲気の中、50号車は淡々とレースをこなし、レース中盤まではクラストップを快走しておりました。
今回はレギュレーションで8分間×2回のメンテナンスタイムというものが設けられ、そこで各チームがブレーキの交換やオイル量のチェックなどを行いました。
50号車は第3スティント辺りから電気系トラブルを抱えながらの走行だったため、このタイミングで修復を行いました。
順位を落としてしまいましたが、長丁場のレースでは何が起きるか分かりません。完走に向けて車両を万全の体制にして送り出しました。
レース終盤には、最後のドライバーに交代というタイミングで他車と接触がありましたが、幸いダメージも少なくすぐピット作業を終わらせコース復帰することができました。
そして6/3(日)15:00
見事24時間を走りきりチェッカーを受けることが出来ました。
結果はST5クラス8位でゴールとなりましたが、24時間という長丁場の戦いで、ドライバーやメカニックとしての技量はもちろん、改めてチームワークの大切さなど、様々な経験をする事ができ、より強いチームになれたと思います。
多くの卒業生も応援に駆けつけてくれ、ありがとうございました。
次戦九州オートポリスに向けて、更なる車両造りも含め、次こそは表彰台を目指して挑みたいと思います。
引き続き『LOVE DRIVE RACING with NATS』の応援を宜しくお願いします。