6月19日(金)~20日(土)にかけて、富士スピードウェイの「富士チャンピオンレース」にて行われるFCR-Fに参戦してきました。
このクラスは、アルミモノコックといわれる旧型F4を使用してのレースとなります。
NATSでは2008年にWEST056というアルミF4を購入しシリーズ参戦をスタート。2010年にはシリーズチャンピオンも獲得しました。その後車両規定の変更もあり、現在はカーボンモノコックの車両が主流となり、NATSもコンストラクターズ(F4製造メーカー)として、カーボン車両開発を進めております。
その為、チャンピオン車両として活躍した056を再度復活させ、今年からシリーズとなるFCR-Fにチャレンジする事になりました。
更に、昨シーズンもF4シリーズにNATSから参戦していたエクシズレーシングのWEST006もオーナーの渡邉選手がドライブし、2台体制となりました。
久しぶりの056にドライバーの金井先生も嬉しそうでしたが、電気系トラブルによりエンジン不調に…。
練習走行でのセットアップがあまり進まず、土曜日の予選・決勝を迎える事になりました。
渡邉選手は久しぶりのF4でしたが、どんどんタイムアップしていき好感触を得ているようでした。
金井先生は予選でも電気系トラブルにてエンジンの調子が悪い中、果敢にアタックを試み何とか4番手を獲得。しかし今度は5速ギアにトラブルが発生してしまい決勝までに修復を試みました。
渡邉選手は予選8番手となりましたが、1台グリッド降格となり、7番手から決勝の巻き返し狙います。
そして迎えた決勝、スタートして1周目に金井先生がトップに!!渡邉選手も順位を上げ走行します。
がしかし、レース中盤にまた056は5速が使えないトラブルが発生してしまい、ストレートスピードが伸びない状態に…。それでも何とか走行を続けた金井先生がなんとか3位表彰台となりました。
また渡邉選手も着実に順位を上げ、4位入賞となりました。
次戦は8月末に行われます。トラブルなども解消させ、更なる上位を目指して挑みますので、チームNATSの応援よろしくお願いします。