2022年 JAF F4シリーズ開幕戦が3月6日にモビリティリゾートもてぎで行われました。
学生にとっては卒業レースとなりました。
今シーズンのチームNATSの体制は、昨年と同様
72号車 金井亮忠 選手(モータースポーツ科 科長)
0号車 渡邊義人 選手(オーナードライブ)
の2台体制での参戦です‼
72号車は一昨年の良かったときのデータを基に車両をセットアップし優勝目指してサーキット入りしましたが、フリー走行からタイムが上がらず不調。
セットを大きく変更して臨んだ予選。
コース上で他の車両のスピン、コースアウトが多くあり、赤旗によりアタック出来ず5番手。
0号車は13番手となりました。
決勝に向けてセット変更をし、迎えた決勝。
72号車はスタートを決め、一気に2台を抜き3番手に浮上!
ですが、そこからペースを上げることができず先頭集団からじりじりと離され、後続に追いつかれる苦しい展開となり4位でレースを終えました。
0号車は9位完走となりました。
週末通してペースが上がらず、表彰台を逃す形となってしまいました。今回のペースの上がらない原因を究明し、次戦優勝目指して頑張りますので応援よろしくお願いします。
そして、17期の学生の皆さん。最後までありがとうございました。今後のNATS001の活躍を期待しててください!
12月11日・12日、鈴鹿サーキットで行われたJAF F4 日本一決定戦に参戦してきました。
今回は20台エントリーと、盛り上がりをみせたJAF F4。
チームNATSからは今回も#72・#0の2台体制です。
金曜日からフリー走行が開始され走行を重ねていきます。
順調に走行する#72ですが、タイムが思うように上がりません。
持ち込みのセットは悪くないものの、なかなかタイムに繋がらない難しい状況になってしまいました。
フリー走行を終え、金井先生のコメントとデータを基に予選に向けてセット変更を行いました。
そして迎えた予選。路面・気温が低いためタイヤが温まりにくく、タイヤの温まる後半にタイムアタック合戦となりました。
その中、#72は3番手タイムをマークし予選を終えました。
#0は17位となりました。
8周で行われたセミファイナルでは、3番手スタートから好スタート決めましたが順位変わらず3番手。これからペースを上げようとしたところで後方で大クラッシュ。赤旗中断となります。マシン撤去が終わりレース再開。再開直後のシケインで2番手にオーバーテイクを仕掛けるもコースアウト。4番手に順位を落とします。その後はまたペース上げて2番手争いに加わりましたが4位でセミファイナルを終えました。
そしてファイナル。泣いても笑ってもこれが今年最後のレースになります。
4番手からスタートした#72は、序盤から2番手争いを繰り広げます。そこでなんと、トップのクルマがエンジントラブルでリタイア。2番手争いをしていた1台がギアトラブルでリタイアとなり、2台のトップ争いとなりました。ですが、なかなかペースが上がらず前車に追いつけないまま2位でゴールとなりました。
#0は14位となりました。
今年もまた悔しい2位となってしまいましたが、今まで壊れないクルマ造りをしてきたから2位になれたのかなとも思います。
鈴鹿サーキットの難しさを感じ、課題が出たレースウィークとなりました。
今回出た課題を克服して、来年こそは日本一を獲れるように車両開発を引き続き行っていきます!
皆さん1年間応援ありがとうございました。来年も引き続き応援よろしくお願いします!
9月5日(日)JAF-F4シリーズ第7戦が、ツインリンクもてぎで行われました。チームNATSとしては約4ヶ月ぶりと久しぶりの参戦となりました。
今回、15台エントリーと盛り上がりつつあるJAF-F4。チームNATSからは今回も#0、#72の2台体制です。
金曜日からフリー走行が行なわれましたが、、、
天候が不安定で路面状況もあまり良くなく、満足する走行とはなりませんでしたが、その中でも#72はウェットでの走行ではトップタイム、ドライ路面でもトップと遜色ないタイムを記録してフリー走行を終えました。
そして迎えた予選。
順調に走り出したと思った#72でしたが、まさかのシフトトラブルに見舞われてしまいます…
ピットで応急処置をするも直らず、そのまま予選を走行することになり、結果は5番手。#0は13番手で予選を終えました。
予選終了後、すぐにトラブルの原因を探るもなかなか見つからず、このままの状態での決勝も考えられましたが、そこはチームNATS!
トラブルの原因を見つけ、修復‼
予選はトラブルを抱えながら、トップのタイムとコンマ4秒差だったのでトラブルさえ直れば…
決勝の追い上げに期待がかかります。
そして決勝
コースインラップでポールポジションのクルマがトラブルでリタイヤ。トップ不在のスタートとなりました。スタートを決めた#72でしたが1コーナーで前車に並ぶが抜ききれず。その後も何度もオーバーテイクの機会を伺いますが、前車とのペースが同じで抜くことが出来ず、そのまま3位でチェッカーとなりました。また#0は10位完走となりました。
今回のレースは、予選でトラブルが出て出遅れてしまい、決勝では前2台のペースと変わりないことを考えると、予選でのトラブルが悔やまれるレースとなりました。
また、#72(NATS001)の課題としているところが出てしまうレースとなりましたが、次の方向性や改善点が見えてきました。引き続き車両の開発を進めて行きたいと思います。
次戦は12月、鈴鹿サーキットで行われる日本一決定戦となります。今年こそ日本一を取れるよう頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします。
JAF F4 第3、4戦が5月15日、16日にスポーツランドSUGOで行われました。
チームNATSとしてはF4は今シーズンの初レースであり、F4班の学生達にとっても待ちに待った初レースとなりました。
今年の体制は…
昨年と同様
#0 渡邊義人 選手
#72 金井亮忠 選手(モータースポーツ科 科長)
の2台体制での参戦です。
14日(金)に25分間の練習走行を5本行い、その5本の練習走行の中でデータの収集やセット変更をし、車両の調整をしていきます。
そして迎えた15日(土)の第3戦では、午前中の予選で#72を操る金井先生がコースレコードをコンマ5秒ほど更新するラップを刻み、
見事ポールポジションを獲得!!
10年ぶりにSUGOを走る#0 渡邊選手は13位となりました。
午後の決勝では、#72はスタートを決めて2位との差をコントロールしながら、そのままゴール。
今シーズン初優勝!
#0はレース中エンジンカウルが外れるトラブルに見舞われましたが、ピットで修復し15位チェッカーとなりました。
16日の第4戦は、スターティンググリッドが第3戦の決勝のベストラップとなり#72は3番グリッド、#0は14番グリッドからスタートなりました。
3番グリッドからスタートした#72は、1台を抜き2位に上がりトップを追いかけますが、突然カーバランスが狂いなかなかペースが上がらず、後続車に先行を許す展開となり4位という結果となりました。
#0は12位完走となりました。
第4戦は残念な結果となりましたが、トラブルの原因がすぐわかりましたので、次戦以降は起きないと思います。
また、NATS001(#72)はオフの間に6速化をし、戦闘力が上がり手ごたえも感じたので次戦また優勝できるよう頑張ります。
次戦は9月にツインリンクもてぎで行われる第7戦に参戦予定になりますので引き続き応援よろしくお願いします。
12月6日にJAF F4 日本一決定戦がツインリンクもてぎで行われました。
F4班の学生たちにとっては、今年最後のレースです!
チームNATSからは…
#72 金井亮忠 選手(モータースポーツ科 科長)
#0 渡邊義人 選手
の2台体制での参戦です。
今回は11月に事前テストに行き、そのデータを元にクルマのアップデートを行いサーキット入りしました。
3日(木)から練習走行を行い、クルマを仕上げていきます。
気温、路面温度が低くタイヤの温まりが悪いので、タイヤの温まりが早くなるようにセットアップを進めていきました。
また、今回も天候が不安定でウェットコンディションでの練習走行があり、その練習走行では72号車がトップタイムをマーク。
NATS001(72号車)と雨の相性はいつもバッチリです!
学生たちの作業スピード、技術力もアップし、いろいろなセットを試すことが出来ました。
そして迎えた6日(日)レース当日
日本一決定戦は、予選、セミファイナル、ファイナルを1日で行います。
予選は天候は晴れていましたが、前日に降った雨が残り路面はウェットコンディションでの走行となりました。
20分間で行われた予選は、開始直後は72号車がトップタイムをマークしましたが、10分を過ぎたところで逆転されてしまい、トップから0.038秒差の2位、0号車は8位で予選を終えました。
セミファイナルでは、それまでに走行ラインが乾きつつあったので、クルマをドライのセットに変更し挑みました。
72号車がスタートする2番グリットは走行ラインではなく、まだ路面が濡れていてスタートに少し不安がありましたが、金井先生のテクニックで乾いている路面の方でスタートしたトップのドライバーよりも良いスタートを切り並びかけます。
ですが抜くことは出来ず、その後はトップにプレッシャーをかけ続け1秒差の2位でゴール。ファイナルでの逆転が期待されました。
そして迎えたファイナル
今年最後のレース。学生たちの緊張感が伝わってきます!
ファイナルは、スタートで出遅れてしまい中段に飲み込ませてしまいましたが、すぐにリカバリーし2位まで順位を回復しトップを追いましたが、追い付くことは出来ず2位でゴール。
0号車は12位で無事完走という結果になりました。悔しい結果となりましたが、NATS001の今までの課題が克服されつつあるレースとなりました。
来年こそは、日本一を獲得出来るようにNATS001の開発を引き続き行っていきます。
皆さん、1年間応援ありがとうございました。来年も引き続き応援よろしくお願いします!