本日の午後に“文月式”がキャンパス内の体育館で行われ、全校学生が式典に臨みました。
君が代斉唱、校歌斉唱、矢部理事長・学校長の訓話と続き、まず学生手帳を出して教育方針の確認を行いました。
「自動車大学校は四年制大学や多分野の専門学校と違い、国土交通省の指定時間があり、国家資格の実技免除の関係で、7月いっぱいまで授業が行われており、夏休みは8月の1ヶ月間となります。(自動車研究科・カスタマイズ科・モータースポーツ科はレースなどの関係で出校します)
1年生は4月に入学して4ヶ月が経ち、2年生は1年4ヶ月、3年生は2年4ヶ月、最上級の4年生は3年4ヶ月が経過しました。
生涯の友と呼べる友人は何人できましたか。「人」は周囲に支えられて生きています。支えてくれているご家族や先生に感謝し、そして生涯を通してつきあえる友人をここNATSでもたくさん作ってください。
また我々自動車産業界で生きる者として一番心配なのが交通事故です。月間目標でも注意を促しておりましたが、この4月から車間距離不足、あるいは急発進による事故が目立ちました。
“生者必滅 会者定離”という言葉があります。命あるものは必ず死に、出会った者は必ず別れるという意味です。若くして命を落としてはいけない。平均寿命以上に生きなければなりません。我々は交通事故を絶対に起さない、もらわないよう肝に銘じて安全運転を心がけましょう。
9月1日(月)、学生も教職員も全員が元気な姿で長月式を迎えましょう。一日一日を大切にして有意義な休暇を過ごしてください!」
学校長訓話の後に自動車研究科4年が取り組むフォーミュラSAEと、カスタマイズ科が取り組むカスタムカー製作についての紹介があり、彼らは夏休み期間中も出校し、車両製作などの作業にあたります。機会がありましたら、ぜひ学生達の生き生きとした姿をご覧ください!
カスタマイズ科では7月から車両製作がスタートし早1ヶ月が経過しました。
どの班もベース車両に手を加え、本格的なカスタムに向け準備が進められております。
そして今週は特別講師の岩崎先生を招きカスタムペイント実習が行われ、学生達も真剣に取り組んでおります。
エアブラシを使い陰影を出して立体感のあるデザインに仕上げます!
カスタムカー製作も順調に進められています(写真は2班の製作風景でベース車両はトヨタ86)
車両製作はまだまだ続きます。学校見学など大歓迎!ぜひ学生達の様子を見に来てください!お待ちしております。
観光有料道路箱根ターンパイクが、8月1日より『トーヨータイヤターンパイク』から『マツダターンパイク箱根』となるそうです。
このターンパイク沿いの尾根は”関白道”とも呼ばれ、豊臣秀吉が小田原攻めに向かう際に通過したとされる事で、随所に歴史的な名所を数多く残しています。
芦ノ湖や湘南の海岸線を望む並木道など、毎年のテストランキャラバンでも四季折々の表情を見せる箱根の山々。
皆さん、この夏のドライビングコースとしていかがでしょうか。
現在、NATS実習棟の大半は自動車整備科2年生が占拠しています。何をやっているかと言うと学生たちにも人気の高い“専科実習”を行っています。自分の興味あるコースを選択して学べ、しかも自分の車両を持ち込むことも出来る、NATSならではのスペシャル授業なのです。
7月23日(水)・24日(木)は、NATS授業見学会となっておりますので、ぜひお越しいただき、学生達の様子をご覧ください!お待ちしております。
お申込はコチラ→NATS授業見学会
スープアップ専科①
ロードスターのエンジンをチューニング!シリンダーヘッドの面研を行い、圧縮圧力アップを図ります。
スープアップ専科②
もうひとつの作業がポート研磨!吸気と排気の流れをスムーズにしてパワーアップを目指します。
ボディメイクアップ専科(コーティングコース)
特殊溶剤を使ってボディ表面にコーティング加工を施し、新車同様の輝きを取り戻します。
ボディメイクアップ専科(板金塗装コース①)
ボディのキズや凸凹を修正したり、エアロパーツの加工や取付など、ボディ全般の技術が学べます。
ボディメイクアップ専科(板金塗装コース②)
エアブラシを使ってカスタムペイントに挑戦。ヘルメットなど、オリジナルデザインで楽しめます。
ボディメイクアップ専科(カーフィルムコース)
ウィンドウフィルムの施工技術が学べます。練習後は愛車の施工もOKです。
二輪スペシャリスト専科①
自分の愛車を持ち込んでエンジンチューニングやオーバーホールができます!
二輪スペシャリスト専科②
もちろんサスペンションやマフラー等のカスタムOK!自分好みにカスタムするのは実に楽しいです。
自動車整備科だけではなく、カスタマイズ科やモータースポーツ科、自動車研究科も通常授業を行っております。
千葉県自動車整備振興会の香取支部による技術研修会が開催されました。
高電圧配線・サービスプラグの扱いや電圧測定・故障探求などハイブリッドカーの取り扱いについての学科・実技講習を行い、香取支部に所属する自動車整備士の方々が参加されました。
高電圧バッテリーを搭載するハイブリッドカーは従来のガソリンエンジン車とは異なる部分も多く、点検・整備を行うためには安全面からも特別な教育を必要とします。
ハイブリッドカーや電気自動車が益々増加する近年、「ハイブリッドカーに関する知識・技術の向上=業界全体の活性化」を目的とし、NATSは今後も地域と共に自動車整備業界の発展へ向けた取り組みを行ってまいります。研修に参加された皆様、大変お疲れ様でした。