あっという間に12月となり、今年も残り僅かとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか!!
NATSでは自動車整備科2年の技能競技大会の全日程が終了、また自動車研究科4年はヨーロッパ研修旅行から無事に帰国するなど、各科とも今年の締めくくりに向けて、慌ただしく動きがありました!(詳しくは各科ブログをご覧ください)
しかしまだまだ目標に向けて、メラメラと燃えている学科もあります!ひとつは東京オートサロンに向けて、急ピッチで車両製作が進められているカスタマイズ科(後日ご紹介します)と、今回ご紹介するモータースポーツ科です!
今週末の12月7~8日に行われるフォーミュラ4シリーズ日本一決定戦に挑むため、モータースポーツ科が三重県鈴鹿サーキットに5日から入り、練習走行に臨んでいます!!
一年間シーズンを戦ってきたチームNATSは、マシン・セッティング技術・チームワークともに優勝を狙えるチームに成長しました!
狙うはもちろんテッペンですが、全国から強豪21チームが集結して熱いバトルが繰り広げられます!
NATS専属ドライバーの猪爪選手も、マシンの調子も、すこぶる調子良いようです!!
詳しいレース模様はツイッターで随時アップいたします!皆様の励ましを追い風に、優勝を目指して頑張りますので、応援のほどよろしくお願い致します!!
岩手県盛岡市を拠点に展開するエヌズステージグループの代表であり、NATS第一期卒業生で、同窓会長もお願いしている矢羽々博征さんが、アメリカ・ラスベガスで毎年開催される世界最大級の自動車パーツトレンドショー「SEMA SHOW 2019」にジムニーカスタムモデルを出展しています!
車両名は ジムニーリトルモンスター“サムライ”
卒業生がワールドワイドに活躍する姿はNATSにとっても大変誇らしくうれしい限り!!!クールに決まったジムニーは世界の方々からも大注目を集めているそうです!
詳しくはコチラのホームページもご覧ください!!
今年もNATSサーキットを舞台に開催の「NATS EV 競技会」が無事に終了しました。高校生のジュニアクラスと大学・一般の方々がエントリーするオープンクラスなど、全国より併せて20チームの皆様に参加いただきました!
イコールコンディションのバッテリーを使い、2時間でどれだけ周回数を走る事が出来るかを競う、静かでシビアな、まさに究極のエコカーレースなのです。
矢部大会会長
熊谷技術顧問
開会式では矢部大会会長(日本自動車大学校理事長)や技術顧問の熊谷氏(古河電池株式会社)のご挨拶があり、昨年のジュニアクラスで優勝した千葉県立下総高校自動車部の部長が堂々と選手宣誓を行い、大会の幕が開かれました!
この日は一日中爽やかなレース日和となり、絶好のコースコンディション!午前中は車検・練習走行が行われ、決勝は12:30にスタートとなりました!
スタートの合図とともに、みんな一斉にベストポジションを取るためのバトル!!そしてレース中盤はいかに高効率で電力を使うか、コース取りやスピード調整など、パドックにいるチーム員と無線で作戦を練りながらレースが進められました!
そしてレース結果は下記のようになりました!
今年のジュニアクラスは長野県長野工業高校が優勝!なんと50周の記録です!
1 長野県長野工業高校 環境システム班 S.P.Evolution Ver.S
2 学法福島ERL Interceptor
3 千葉県立下総高校 自動車部A INNOVATION19
4 栃木県立矢板高校 機械技術研究部 ブルーインパルス19-A
5 千葉県立下総高校 自動車部A INNOVATION18
6 栃木県立矢板高校 機械技術研究部 ブルーインパルス19-B
7 長野県長野工業高校 環境システム班 S.P.Evolution Ver.X
8 仙台工業高等学校 定時制 不撓不屈04
9 長野県長野工業高校 環境システム班 S.P.Evolution Ver.GANMA
ジュニアクラス優勝の長野県長野工業高校 環境システム班の S.P.Evolution Ver.S号です!記録は50周( ベストタイム2’11″685)
大学・社会人部門のオープンクラスはZero to Darwin PROJECTが3連覇を達成!
1 Zero to Darwin PROJECT Tachyon
2 東郷アヒルエコパレーシング Pursuiter
3 404ecorun 15mk-2
4 チーム”ヨイショット!”ミツバ ULTIMATE TESLA’19
5 Team ENDLESS リボン Go!
6 AW-I EVモータースポーツ部 越前
7 F-One FGV4
8 工学院大学 エコランプロジェクト WFM:01
9 日本大学理工学部 ロボット工房 ハンドメイド Ⅰ
オープンクラス3連覇のZero to Darwin PROJECT の Tachyon号は53周でベストタイムは2’01″590を記録!!
また古河電気工業(株)の上席技術顧問である水谷氏より、「古河電工賞」が「学法福島ERL 」と「Zero to Darwin PROJECT」へ送られました!
参加者の皆さん、見学者の皆さん、大会実行委員会の皆さん、大変お疲れ様でした!皆様のおかげで今年も非常に良い大会を開催することが出来ました。本当にありがとうございました!また来年、NATSサーキットでお会いしましょう!
※大会の詳しい模様はコチラのページからもご覧いただけます!
千葉県などに甚大な被害をもたらした台風15号。NATSのある地元でも暫く停電や断水が続きましたが、多くの皆様のおかげでどうにか復旧し、やっと平穏な日常を取り戻したところです。
そんな中、地元地域の皆様から、「台風が過ぎ去った後に、あちらこちらで倒木した木々を、学生さん達が力を合わせて取り除いてくれたおかげで、道路が通れるようになりました。NATS学生の皆さんには本当に感謝します」とのお話が届きました。
NATSの校訓が浸透し、すぐに行動に移した学生達を矢部理事長をはじめ、自動車整備科・伊藤科長や担任の棚谷講師も大変誇らしく、また嬉しく思い、学生達を表彰いたしました。
夏休みも終わり、明日から後半戦が始まりますが、皆様いかがお過ごしですか?!NATSでは自動車研究科4年生が、8/27~8/31にかけて、静岡県掛川市のエコパ(小笠山総合運動公園)で行われた「全日本学生フォーミュラ大会」に参戦しました!今日はその模様をお送りします!
この大会は公益社団法人・自動車技術会が主催となり、日本の自動車産業界がスポンサーとなって行われる“ものつくりと自動車技術を競う全国大会”です。
大会の前半はマシンの車検をクリアすることと、静的審査である「コスト審査」&「プレゼンテーション審査」「デザイン審査」です!クイック車検合格のあと、漏れや転覆しないことを確認するチルトテスト。そして重量測定、騒音測定、ブレーキテストが行われ、ノントラブルですべてクリアし、いよいよ後半戦の動的審査へ臨みます。
NATSの挑戦は今年で10年目となり、昨年は一昨年の5位から順位を落とし27位という結果でしたが、今年はかなりの挽回を見せて総合8位となりました!120チームが大会にエントリーし、書類審査の通過が86チームの中での総合8位は堂々たる成績です!
【静的審査】
・デザイン審査 36位
・プレゼンテーション審査 45位
・コスト審査 10位
【動的審査】
・オートクロス 24位
・アクセラレーション 16位
・スキッドパッド 25位
・エンデュランス 7位
・燃費 26位
総合 8位
学生達が詳細にお伝えしたレポートはブログやツイッターでご覧になれますので、ぜひチェックして下さい!また大会中はたくさんのご声援をいただき誠にありがとうございました!