海外研修 2日目
今日は、ポルシェ博物館とBMW工場の視察です。
ドイツの高速道路といえば・・・アウトバーン!
速度無制限区間があることでも有名なこの高速道路、実は通行料無料なんです。
その為、ヨーロッパ中を運送するトラックは、高速代を抑えるためにわざわざドイツを経由していくこともあるそうです。
しかし、多くの大型車が一番右側の車線を使用するため、そこだけ道路の損耗が大きくなってしまう事が問題として認識されており、近々、外国籍の大型トラックに関しては、高速料金を徴収する事が決定するそうです。
アウトバーンを4時間程走り、ポルシェ博物館へと到着。
ポルシェは今年で70周年を迎え、博物館ではその歴史に関わってきた車たちが展示されていました。
今年のラ・フェスタ ミッレミリアに出場した550Aスパイダーから、ル・マンで優勝した919Hybridまで、見ごたえのある車たちばかり。
正式採用されなかった軍用車があったかと思えば、某アニメキャラクターが居たりと面白い展示もありました。
いつかNATSにいるあの車と並べられないだろうか・・・。
続いて、BMW社ディンゴルフィング工場を視察しました。
工場内は撮影禁止の為、中の様子をお見せすることはできないのが残念です。
説明によると、BMWはオプションの組み合わせが膨大な為、完全受注生産としており、同じ組み合わせの車を組み立てる事はほぼ無いそうです。
工場内は、必要な部品を必要なだけ作業エリアに置くシステムのおかげか、スッキリとした印象でした。
また、組立ミスが出ないよう、必要な部品が組付けられているかカメラで診断するエリアがあったり、作業者の手袋に仕込まれたチップを各部品棚のセンサでチェックすることで、誤った部品を取り出さないようにするシステム等、先進的な取り組みもされていました。
今日のポルシェ博物館とBMW工場の視察はそれぞれ見ごたえのある内容でした。学生達の知見も広まったのではないかと思います。
明日は、ミュンヘンの街を散策し、ドイツの文化や歴史に触れる予定です。
お楽しみに。