NATSサーキットを舞台に毎年11月初旬に開催されていた「NATS EV 競技会」ですが、今年はコロナ禍の影響により、大会自体は中止となってしまいました。
しかしこの大会を楽しみにしていた皆様より、「今年のマシンでNATSサーキットを走りたい…」といったご要望や、ジュニアチームを引率する高等学校の先生方からは、「努力の成果を発揮する機会を与えてあげたい…」「卒業前に生徒たちへ良き思い出を残してあげたい…」といった熱意を多数いただきましたので、有志のチームによる走行会を実施することになりました。
EV競技会とは、イコールコンディションのバッテリーを用いて、2時間でどれだけ周回数を走行できるかを競う究極のエコカー競技で、使用されるマシンは各チームの手作りによるもの。毎年新作を作るチームや昨年のマシンに工夫や改良を加えるなど、空力を追求した独特のフォルムの車両です。
各チームともコロナ感染対策を万全にし、特に高校チームは学校・先生・保護者の皆様のご理解のもと、様々な苦難を乗り越えて、本日を迎えたことと思います。各チームとも、掲げた課題に取り組みながら、思い思いに車両を走らせておりました。
参加の皆さん、見学の皆さん、大変お疲れ様でした!来年はコロナが収まり、無事に大会が開催されることを願うばかりです!
NATS EV競技会 実行委員会スタッフ