先日の全日本EVグランプリを皮切りに、モータースポーツ科のレース活動も本格的にスタートとなりました。
ツーリングカー班(以下TC班)の実習場に目を向けると、3台ともエンジン・ミッションが降ろされています・・・


4月28日にツインリンクもてぎで行われたEnjoy耐久レース公式練習会に参加したTC班。
新しいレーシングスーツを身にまとい、いよいよ念願のサーキットでデビューを果たしました!!

事前に学校のテストコースでチェック走行を行ったものの、ほとんど全員が本格的なサーキットを走るのは初めてのため、今回は金井先生の先導付きで順番にドライブしていきました。
もちろんメカニックとしても、初の実践の場!

初めはみんな緊張の面持ちでしたが、徐々に雰囲気にも慣れ、ドライバーも走行した全員が基準タイムをクリアすることができ、第1の課題はクリアできました。

次回は6月6日に2回目の練習会です。
今回の練習会に参加したことで、今後の課題や車の改善点も見つかったので、今は各般がそれぞれの作業を行っています。
スペアエンジンのチェック、ミッションのOH、LSDの仕様変更・・・そしてタイヤラックの製作!!

7月の本番まで、やること盛りだくさんのTC班。
今後の 活躍に乞うご期待です!!
全日本選手権スーパーフォーミュラ第一戦(4月18~19日)が鈴鹿サーキットで開幕しました。
ヨーロッパをベースに世界に展開するF1、アメリカ大陸を中心に展開するインディカーと共に、スーパーフォーミュラはアジア太平洋圏で展開するトップフォーミュラとして、世界の三大フォーミュラの一角を形成している国内最高峰のフォーミュラレースです。

モータースポーツ科の学生3名がメカニック研修として各チーム、またレース企画、運営の研修として日本レースプロモーション(JRP)様に1名参加致しました。
今シーズンから元F-1ドライバー小林可夢偉選手が参戦、また新型SF14マシンの熟成が進み速さと共に、レース本来の醍醐味が増しています。

決勝レースは予選3、5番手のチームトムスの2台が好スタートし、1-2ポジションを確保、レースをリードします。またポール・ポジションスタートの チーム無限 山本尚貴選手はスタートに出遅れ3位でオープニングラップを迎えました。

1-2独走のチームトムスは28周目に#1中嶋選手選手、29周目に#2ロッテラー選手、チーム無限 #16山本尚貴選手も同じタイミングでpit inし、給油・タイヤ交換をしましたが、両チーム共に抜群のピット作業を行い、順位は変らないまま終盤へ。
最終ラップ、立て続けに悲劇が発生!!チームトムス1-2は変わらずチェカーを受けたましたが、チーム無限 #16山本尚貴選手はエンジンが突然ブロー。後方から白煙が噴出しデグナー手前にクルマを止めリタイヤ。悔しい開幕戦となってしまいました。
DOCOMO DANDELION #41カーティケヤン選手が3位、日本の最高峰レースで、初めて表彰台を獲得しました。早目のピットインで巻き返す作戦を取った#8小林可夢偉選手は、9位に終わっている。
モータースポーツ科へ進級した学生達の初めてのチャレンジ・ピットクルーでしたが、3日間多くの経験と感動をいただきました。
学生達が自らの”夢”を実現するために、スーパーフォーミュラを主催されているJRP様はじめ、多くのレース関係の方々のご協力をいただきました。「ありがとうございました!」
次回は5月のスーパーGTです。
モータースポーツ科の10期生が卒業してから早3週間・・・
あっという間に来週から新学期がスタートします。
モータースポーツ科11期生は、過去最多の37名。それぞれが将来に向けて多くのことを吸収できる1年にしてもらえたら嬉しいですね!
さて、本日学生向けのメカニックスーツが納品となりました。いつも製作していただいている有限会社アールエーシー様には、今回少しわがままを言って今までとは少し違う仕様で製作していただきました。

カラーはブラックとグレー!昨年までのホワイトもきれいでかっこよかったですが、今回のグレーは”渋さ”も追加され少し落ち着いた雰囲気でかっこいいです。

そしてステッチもNATSレーシングチームのイメージカラーである『ブルーグリーン』に変更していただいき、マシンとの統一感も出るように考えて見ました。
学生のみんなは1年間、このメカニックスーツを着て様々なサーキットで活躍します。
ぜひぜひモータースポーツ科の学生を応援してください!!