生憎の秋雨が降りしきる中、NATSサーキットを舞台に「NATS EV 競技会2024」が開催されました。高校生がエントリーするジュニアクラスと大学・一般の方々のオープンクラスに分かれ、全国より16チーム(出走は15台)の皆さんにご参加いただきました!
この競技はイコールコンディションのバッテリーを使い、2時間での周回数(距離)を競うという、まさに脱炭素時代にマッチした究極のエコカーレースです。
開会式では主催者を代表してNATS矢部理事長・学校長が挨拶し、「雨の中ですが安全第一に日頃の努力を発揮して有意義な大会にして下さい」と参加の皆さんにエールを送りました!
午前中は車検・練習走行が行われ、決勝は12:30にスタート!合図とともに、全台一斉にベストポジションを取るためのバトルが展開され、レースが中盤に差し掛かると、いかに高効率で電力を使うか、コース取りやスピード調整などが行われ、着々とレースが進められました!
そして14:30に無事にレースが終了し、結果は下記のような順位となりました!
総合優勝はジュニアクラス(高校部門)の「学法福島ERL」の「GUNBOY」で、記録は44周(ベストタイム2’18″060)
ジュニアクラス(高校部門)
1位 学法福島ERL 【GUNBOY】
2位 長野県長野工業高等学校 EV競技班 【S.P.Evolution Ver.S】
3位 千葉県立下総高等学校 自動車部A 【INNOVATION24】
4位 仙台工業高等学校 【不撓不屈04】
5位 長野工業高等学校 EV競技班【S.P.Evolution Ver.CAMMA】
6位 千葉県立下総高等学校 自動車部B 【INNOVATION23】
7位 千葉黎明高等学校 工学部【RMCエンタプライズTAMIO号】
8位 茨城県立下館工業高校自動車部 【DKEV03-2024】
9位 HMC 【Wave crest 2024】
オープンクラス(一般部門)
1位 Team ENDLESS 【リボン Go!】
2位 チーム”ヨイショット!”ミツバ 【ULTIMATE TESLA’24】
3位 長野工業高校 環境システム班OB 【S.P.Evolution Ver.XIV】
4位 星翔高等学校 電気自動車研究部OB&顧問’s 【福黒桜】
5位 404ecorun 【15mk-2】
6位 Team Stellar 【Aldebarn】
参加者の皆さん、見学者の皆さん、実行委員会の皆さん、大変お疲れ様でした!皆様のおかげで今年も大変良い競技会を開催することが出来ました。本当にありがとうございました!また来年もNATSサーキットでお会いしましょう!
※大会の詳しい模様はコチラのページからもご覧いただけます!
https://www.nats.ac.jp/event/nats-ev
清々しい秋晴れの青空が広がる本日、NATSキャンパスでは「クラス対抗・軽ダート大会」が行われます!もうすでにゲストの日野自動車様からパリダカレンジャーなどが到着し、イベントホール前に展示されています!
昨日、千葉県は午前中に結構な雨が降り、コースコンディションが心配されたため、朝早くに矢部理事長がサーキット内を見回りに行った時のこと。雉(キジ)が桜の木にとまっている珍しい光景を目にされました。それを聞き、私も急いでカメラを持って急行し、シャッターを切りました!!
キジは主に地上にある植物の葉や芽、昆虫などを食べるため、地上で活動することが多く、あまり木にとまったりしないそうです。キレイな色が映えますね。
またキジがとまった、その木には可憐に咲くサクラの花びらもありました。寒暖差が激しいと秋にも咲くんですね!
夢中でシャッターを切っていると危険を察知したのか、飛び立ってしまいました!羽を広げると結構な大きさです!今日は日本のシンボルを2つも見たので良い一日になりそうです!
ちなみに…日本のシンボルは
日本の花:サクラ
日本の鳥:キジ
日本の魚:ニシキゴイ
日本の木:サクラ
日本国の日:2月11日(建国記念の日)
NATSのある千葉県のシンボルは
千葉県の花:なのはな
千葉県の鳥:ホオジロ
千葉県の魚:タイ
千葉県の木:マキ
千葉県民の日:6月15日
JAF日本自動車連盟に加入されている皆様に年間4回の季刊発行されている『JAF Mate』にNATS自動車研究科講師の門野寛先生が「整備のプロに聞く 愛車を長持ちさせるコツ」という記事で取材協力されています。
一級自動車整備士の門野先生はNATSの中でも自他ともに認める新しもの好き!!自動車やバイクに搭載される新機構や新技術について一番詳しい先生かもです。その門野先生の視点で車両のメンテナンス方法について詳しく解説されています。JAF会員の皆様はぜひご覧いただき参考にしてくださいね!!
自動車研究科3年生の竹村寛成クンが人気レース「GR86BRZcupCLUBMANseries」 にフル参戦しています!今回は第6戦のレースレポートが届きましたので紹介させていただきます!
開催日:10月4日(土)・5日(日)
開催地:鈴鹿サーキット(三重県)
予選B組3位 総合6位
天候:曇り/路面:ドライ
前大会に続き多くの参加台数となり、今回も2グループに分けての予選。前日の練習走行まで雨で、予選当日は晴れとなり、ぶっつけ本番のドライ路面によるタイムアタック。鈴鹿サーキットのコース特性に合わせてセッティングするもオーバーステアで乗りづらく、サスペンションやデファレンシャルの調整をしつつアタックし、3番手タイムの総合6位からの決勝スタートとなりました。
決勝(8周)44台中42位(未完走)
天候:晴れ/路面:ドライ
長丁場を予測しタイヤの内圧を少し下げてプリロードも調整し臨んだ決勝はスタート直後に大きく出遅れてしまい1周目で3ポジションドロップ…。その後セーフティーカーが入るなど、レースが中断し、再開してからは前車とのバトルを展開、抜きつ抜かれつしていましたが、高速の200Rコーナーで無念のコースアウト!高速コーナーでの大クラッシュとなりましたがクルマが衝撃を受け止めてくれたおかげで体にけがはありません。予選からミスが続き、完走どころか車両を壊してしまいました。サポートいただいている皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、この惜しさと反省をバネに次につなげていけたらと思います。
次戦は最終戦、車両の修復に時間がかかりそうとのことですが、次のステップに向けて頑張って欲しいと思います!がんばれ、竹村君!皆さんもぜひ応援してください!
『学生フォーミュラ日本大会2024』で全国総合4位に輝いたチームNATSのメンバーが全学生に向けて報告会を行いました。「静的審査」と「動的審査」の各パート責任者が競技の内容や当日の様子などを振り返り、詳細を説明、一通り説明が終わると、質疑応答が行われ、将来のチームNATSの一員となる後輩たちから、活発な質問などもあり、大変有意義な会となりました。
開会に先立ち、大健闘を収めたチームNATSを讃える矢部理事長・学校長
袖ケ浦校からもご参加いただきました!
チームNATSへ盛大な拍手が贈られ、閉会となりました。これを機にぜひ参加してみたいという学生がもっと増えるといいなと思います。この様に先輩から後輩へと技術と伝統が引き継がれていくんですね!チームNATSの皆さん、お忙しい中、ありがとうございました!!