今回は自動車研究科3年生のシャシ・ダイナモメータを使用した実習をご紹介します。
第2自動車研究科棟には、なんと1200馬力までパワーチェックできるシャシ・ダイナモメータが設置されており、車両のパワーチェックや走行抵抗を設定しての燃費測定など様々な車両データを測定することができます。早速、基本的な使い方を確認した後、実車測定に入ります。
今回は、スバルBRZを使用し、設定回転数でのアクセル開度による噴射時間、点火時期及び燃費の変化を測定しました。テストコースと違って、負荷を自由に変化させることが出来るので、正確に測定できます。
次は、最大出力の測定です。
実習車のホンダ・スポーツカーNSXを測定!!カタログデータ280馬力のはずがなんと最高出力約295馬力を計測!!まだまだ健在です。
次に各自の車両を持ち込んで、使い方をマスターするために自分で測定!
みんな自分の大切な愛車の出力がどうなっているのか興味津々。思った通りの出力が出ている車、思ったより出力の出ていない車、様々な結果が出て、学生たちも悲喜こもごも、楽しい実習を修了しました。
メンテナンスによってもそれぞれ計測値に差が出るので、普段からしっかりした点検整備を心がけましょう。