学園の沿革
健康・実践・向上を校訓に
優秀な技術者の育成、
人間教育に努めています。
1989
NATS開校
校訓
健康・実践・向上
建学の精神(人格形成・人間教育)
- われわれは、自動車産業に関する専門教育を通して、青少年の人材化を図り業界の発展に寄与し、併せて国家社会に奉仕貢献する。
- われわれは、自動車産業に関する専門教育を通して、お互いの人格を尊び、自らの成長を図り、明るい職場と幸福な家庭をつくる。
- われわれは、自動車産業に関する専門教育を通して、職務を実施し創意工夫を以て学園の発展を図る。
教育方針(理念)
一、企業幹部人材の育成(マネジメント能力を持った)
二、高度な技術力の養成
三、企業ニーズへの対応(時代に合った授業)
四、自動車整備教育水準の向上
五、国際性の涵養(国際感覚を持った)
1990
日本初の4年制・自動車経営科を設置
現在はあたり前のようにある1級自動車整備士コースも、当時はまだ試験が実施されていなかったため、どの学校にも対象コースは存在しなかった。しかしNATSは早くから1級自動車整備士像を想定した独自のカリキュラムを構築し、自動車経営科(現:自動車研究科)として全国に先駆けスタートさせたのである。このことは新聞や雑誌などに大きく取り上げられ、全国にNATSの名が轟くこととなる。
1991
BMWコース設置(2001年まで)
BMWと業務提携を結び、BMWグループの技術者養成に特化した専門コースを設置。
1995
イギリスのカレッジと姉妹校締結
国内外で活躍できるグローバルな人材を育成するため、NATSでは、海外で様々な経験ができる教育環境を求め、英国ビバリーカレッジと教育提携を結ぶ。また、英国自動車工業会(IMI)にNATSの教育プログラムが認められ、IMI発行の「自動車整備士」資格を取得する機会を与えられた。
1996
ハイテクセンター「HOPP」が完成
将来の自動車整備士の技量として、接客応対の重要性を早くから謳っていたNATSは、ショールームとハイテクセンターの機能を併せ持つ実習棟HOPP(Holonic Pier Plaza)を完成させる。またサスペンションテスタやホイールアライメントテスタなど、当時最先端の検査機器を導入し、就職先企業から好評を博す。
1998
全国に先駆けてカスタマイズ科を設置
矢部学校長が目にしたアメリカ西海岸に根付くカスタムカー文化。日本にも必ずこうしたムーブメントが起こり得ると確信し、日本初のカスタマイズ科を立ち上げる。東京オートサロンへは準備段階の前年から出展をはじめ、いきなり2年連続でコンテスト入賞を果たし、NATSの名は一気に全国区へ。
校名を専門学校ニホン・オートモービル・カレッジに変更
開校時の専門学校ニホン・オートモービル・ハイテクニカル・スクールから校名変更。
2000
NATSサーキットが完成
「楽しく学ぶ」をキーワードに整備してきた施設設備の集大成として、一周1.2kmのサーキットコースと1.5kmのダートコースを備えたNATSテストコースを設置。これでキャンパスの敷地面積が東京ドーム3コ分となり、全国でも屈指の自動車大学校となる。
2002
ル・マン24時間レースへ学生派遣開始
世界中のモータースポーツファンを魅了する最高峰のカテゴリー「ル・マン24時間レース」に、NATSチャレンジ・ピットクルーを派遣開始。この後スーパ-GTシリーズやラリージャパン、全日本ロードレース選手権などへの派遣も始まった。(ル・マン24時間レースでの学生ピットクルーは2007年まで行われた)
2003
NATS 80棟完成
実習設備の充実を図るため、大型自動車にも対応する高さを備える全長80mの巨大実習棟「NATS80棟」を完成させる。1階には17基のリフトが並び、2階には学科教室をはじめ3D-CAD教室などがある。
2005
モータースポーツ科を設置
近年高まるモータースポーツの人気を受けて、非常にニーズの強かったレースメカニックの養成を図るモータースポーツ科を設置。実際のレース活動を通じて学ぶスタイルで、モータースポーツ業界に続々と卒業生を輩出している。
2006
校名を“日本自動車大学校”へ
ニホン・オートモービル・ハイテクニカル・スクールという校名でスタートしたNATSは、開校10年目に規模が大きくなったことなどからニホン・オートモービル・カレッジに校名変更する。さらに市町村合併により所在地が日本の玄関口“成田市”となったのを機に、校名も名実共に日本一を目指す“日本自動車大学校”へと改名した。
2009
東京オートサロンでカスタムカーW受賞
毎年1月、幕張メッセで行われているカスタムカーの祭典「東京オートサロン」の国際カスタムカーコンテストで、本校出展のNATS LONG3がセダン部門・優秀賞、NATS GT-Kがコンパクトカー部門・最優秀賞のW受賞という快挙を達成。
2010
世界カーデザインコンペ優勝
世界的に有名なカーデザイナーが審査員に名を連ねるデザインコンペ「the PDP Award Andrea Pininfarina」で自動車研究科の手掛けたカーデザインが優勝に輝く。
Formula 4グランドチャンピオン獲得
モータースポーツ科がナショナルフォーミュラシリーズ「F-4」で参戦3年目にして念願のグランドチャンピオンを獲得。
2011
第42回・東京モーターショーに自動車大学校史上初出展
各科の持てるパワーを集結させて製作されたスポーツEVカー『NATS EV-Sports Prototype01』が自動車大学校史上で初めて東京モーターショー出展を果す。
2013
第43回・東京モーターショーにスポーツEVカー『NATS EV-Sports Prototype02』を出展
フレームからすべて設計した学生製作のEVスポーツカーを東京モーターショーへ2回連続出展する。
2014
東京オートサロンでカスタムカーグランプリ受賞
東京オートサロンの国際カスタムカーコンテストで、NATS EV-Sports Prototype02が、出展車両約800台の頂点となるカスタムカーグランプリを獲得する。
2015
全日本EVグランプリで3年連続シリーズチャンピオン獲得
日本で行われるエコカーレースの最高峰シリーズで3年連続チャンピオンに輝く。
2017
全日本学生フォーミュラ大会で総合5位入賞(ICV総合優秀賞4位)
決勝はおろか予選通過さえもままならない超難関レースとして知られる全日本学生フォーミュラ大会で自動車研究科チームが参戦8年目にして総エントリー98チーム中で総合5位入賞を達成。
2018
新体育館(イベントホール)完成
体育館の老朽化に伴いフルリニューアルを行い、スポーツなどの部活動だけではなく、イベントや各種式典でも使用できる新体育館が完成。
2019
開校30周年記念式典の実施
開校30周年を迎え、盛大に記念式典を開催。
2020
千葉県自動車整備専門学校がグループ校となる
日栄学園に日整学園を合併し千葉県自動車整備専門学校(千葉県袖ケ浦市)がグループ校となる。それぞれの学校にはない学科への編入学や両校の施設・設備をお互いに利用するなどメリットも多い提携となる。
2021
千葉県自動車整備専門学校が「日本自動車大学校 袖ケ浦校」へ校名変更
日本自動車大学校は成田キャンパスと袖ケ浦キャンパスとなり、それぞれの学校にはない上級学科へ推薦書類のみで、しかも入学金免除で進級できるようになる。
2023
学生フォーミュラ日本大会2023で総合2位入賞、12年連続で自動車大学校1位を獲得
2010年から参戦している「Formula SAE(学生フォーミュラ日本大会)」において参加90チーム中総合2位を獲得しました。
スーパー耐久シリーズ2023でシリーズチャンピオンを獲得
市販車を改造した車両によって行われるツーリングカーレース「スーパー耐久シリーズ」ST-5クラスでチャンピオンを獲得しました。
2024
東京オートサロンで優秀賞を受賞
東京オートサロン「東京国際カスタムカーコンテスト」で「NATS JIMNY J1」が優秀賞を受賞し、6年連続・合計21回目の受賞を達成。