こんにちは。
私は引き続き、ウガンダでの業務に取り組んでいます。
協力隊員に対するバイクの日常点検の講習は、灼熱のアフリカの炎天下で実施し、やはり暑いです。
昨年9月のブログで派遣前研修の様子を紹介した、NATS卒業生で1級自動車整備士の永井峻瑚さんは、12月に青年海外協力隊員としてウガンダへ赴任しています。
着任後間もないため本格的な活動はこれからですが、彼の夢の舞台であるアフリカの大地で技術協力に取り組む姿は、まさに「夢と元気はNATSから!!」を実現した卒業生の一人です。
NATSで身に着けた技術と卒業後の社会経験を最大限に生かし、日本とウガンダの懸け橋となってください。
私も帰国後は、在校生の1級自動車整備士全員合格を目指し特別講習に取り組みます。そして、それぞれの「夢の舞台」で活躍して欲しいものです。
自動車研究科
澤山 晃一
皆さんこんにちは。
私は、1月18日に雪の混じる成田を後にし、アフリカの真珠と呼ばれるウガンダへ出張中です。
今回は中東情勢の悪化から、当初予定していたドバイ経由のフライトを避け、タイ、エチオピア経由の迂回ルートで、ようやく首都カンパラへ到着しました。
アフリカはやはり暑いです。
任務は、国際協力機構(JICA)の海外協力隊員の巡回指導です。協力隊員達が活動のため使用しているオートバイの整備状況の改善を目的とし、現場を巡回し個別に指導をしたり、日常点検の講習を開催したりと、日程はタイトです。
しかし、活動中の協力隊員の熱気や、現地の人々の眼差しを感じながら、時差ボケと闘いつつ頑張っています。
出張はまだ続きます。そろそろ和食が恋しくなりました。
それではまた。
自動車研究科
澤山 晃一
こんにちは。
本日、海外研修組は成田国際空港に到着し、全員無事に帰国しました。
この研修を経て、ドイツ、イタリアの様子や、自動車メーカーごとに車づくりへの考え方が違うことを知ることが出来たと思います。
今回学んだことを、今後の人生にしっかりと活かしてもらいたいと思います。
海外研修6日目、トレニタリア(旧イタリア国鉄)を利用して首都ローマへと向かいます。
ローマには名所がたくさんあります。
その中でも人気のスポットを歩きながら案内していただきました。
映画「ローマの休日」で有名なスペイン階段は、映画内と同じように階段に座って休んだり、ジェラートを食べたりする観光客で賑わっていることが多い場所でしたが、汚れが酷いことや座っている人たちが多すぎて階段を往来できない等、観光客のマナーの悪さが目立ちすぎていた為、ローマ市ではスペイン階段での長期滞在や腰掛けを禁止とする新法を今夏から施行していました。
最近、日本でも話題になってきたオーバーツーリズムによる影響の一例を目の当たりにし、観光地の迷惑にならないように観光する事の大切さを感じました。
明日は、海外研修最終日です。
終日自由行動の後、明後日には日本へ向けて帰国の途に就く予定です。
海外研修5日目は、パガーニ・アウトモビリ ファクトリー&ミュージアム、ランボルギーニ ミュージアムの見学に向かいました。
パガーニは、いわゆるスーパーカーを製造販売しているメーカーです。
ランボルギーニで複合素材部門の主任をしていたオラチオ・パガーニ氏が、軽量で高強度なカーボン製品を導入するために、オートクレーブ装置の購入をランボルギーニに対して2度求めたものの、ランボルギーニは購入をしませんでした。
それならばと、1992年にパガーニ氏は自ら自動車メーカーを設立してオートクレーブ装置を導入。1999年には高度なカーボン成型技術と、独特のデザイン、圧倒的な性能を持ったスーパーカー、ゾンダC12を発表し、瞬く間に有名になりました。
ファクトリー見学では、オートクレーブ装置やカーボン製品の製造のようすなどを解説を交えて見せて頂きました。
続いて、ランボルギーニミュージアムを見学しました。
ここでは、1963年に発表されたランボルギーニ1号車となる350GTから、現在に至るまでの代表的な車両が展示されていました。
近年のカーボンボディを実現するために研究用として製造されたものの、顧客からの熱い要望で販売が決定された「セストエレメント(6番目の元素:つまり炭素のこと)」も展示されており、見ごたえのある内容でした。
その後はボローニャの街へと戻り、市内を案内していただきました。
6日目は、鉄道にて首都ローマへと向かいます。