【自動車研究科】チャレンジ問題1

みなさんこんにちは。

本日は、研究科で学ぶ内容の一部を問題形式で紹介したいと思います。

難しいかもしれませんが挑戦してみてください。

 

〔問題〕 図に示す「重りとばね」に対して次の二つの変更を行った場合、上下方向の固有振動数は変更前の固有振動数の何倍になるでしょうか?

図

変更内容

1.ばねを、ばね定数が3倍のものと交換した。

2.重りを、質量が0.48倍のものと交換した。

 

 

 

 

以下解説、解答になります。

 

 

 

〔解説〕 固有振動数はばねの強さと重りの重さによって変わります。

 

ばねの強さを強くする・・・固有振動数は増える

重りを軽くする・・・・・・固有振動数は増える

 

この考えを次の計算式に当てはめて考えます。

 

√ばねの変化/重さの変化

 

=√3/0.48

=√6.25

=2.5

 

ということで固有振動数は2.5倍に増えます。

〔解答〕 2.5倍

 

【自動車研究科】1級小型自動車整備士の教科書

みなさんこんにちは。

今回は、1級小型自動車整備士の勉強で使用する教科書を紹介したいと思います。

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エンジン電子制御装置

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この教科書では、電気回路の基礎から始まり、テスタやオシロスコープおよび外部診断機の活用方法、高度整備技術としてセンサ及びアクチュエータの診断、CAN通信等自動車のエンジンに使用されている電子制御装置について学びます。

 

シャシ電子制御装置

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この教科書では、オートマティック・トランスミッション、電動式パワー・ステアリング、アンチロック・ブレーキ・システム、オート・エア・コンディショナ等の電子制御装置の診断や、振動・騒音の発生に伴う故障探求についても学びます。

 

自動車新技術

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この教科書では、近年採用が多くなっている、ハイブリッド車、CNG自動車、筒内噴射式ガソリン・エンジン、コモンレール式高圧燃料噴射システム、CVT、車両安定制御装置、SRSエアバック等の構造、作動について学びます。

 

総合診断・環境保全・安全管理

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この教科書では、整備士の接客に必要な応酬話法、環境保全に対する取り組み、災害防止等について学びます。

 

1級自動車整備士コースでは、以上の4冊の教科書を主に授業をおこなっていきます。

 

いずれの教科書も2級自動車整備士の内容がしっかり理解されていることが前提の内容となっていますので、この休校期間中に整備科での2年間の復習をする時間をつくってもらいたいと思っています。

只今、実習場の蛍光灯をLED化しています。

こんにちは。

新学期のスタートが遅れておりますが、現在、校内で進めらえている、80棟実習場照明器具のリニューアルについて、ご紹介いたします。

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80棟実習場では、大型車両の実習も可能なため、高所作業車で作業を行います。

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LED蛍光灯を取り付けるための、必要な電気工事を行っています。

自動車研究科では、電気工事士の資格にもチャレンジしています。(資格の種類により工事の範囲は限定されています。)

実習場も広いため、蛍光灯の数も・・・・・・

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実習場の明るさをアップし、安全作業に貢献できると期待しております。

残りの実習場や教室も順次行っていきますが、皆さんとの再会を心待ちにしながら、この工事を進めて参りたいと思います。

 

 

【自動車研究科】自動車研究科進級のみなさんへ(日程変更)

*5月7日始業予定でしたが、5月11日始業に変更になります。

 

今回コロナウイルス感染拡大を受け、5月10日までの休校が決定されました。進級を大変楽しみにされていたみなさんにとっては大変残念だとは思いますが、1か月後に無事学校が再開できるよう、全員で感染拡大防止へ向け頑張っていきましょう。

学校としても再開後の授業が充実したものになるよう、しっかり準備していきます。みなさんもこの1カ月、2級の復習や1級の予習、自動車に関する自主研究にあてるなど、こんな時だから出来ること、やるべき事を考えて行動してもらいたいと思います。

5月11日、みなさんに会えることを楽しみにしています。

 

 

 

【自動車研究科】3学年授業終了

こんにちは

自動車研究科では、先日、校長先生による「経営戦略」という授業が行われました。

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この「経営戦略」の授業をもって、研究科3学年の授業がすべて終了しましたので、少しこの1年間を振り返りたいと思います。

実習などでは、研究科ならではの授業も数多く行いました。

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外部診断器を使った電子制御に関する授業や、電子制御式パワーステアリングの構造、制御の確認

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シャシダイナモメータを使用したパワーチェック

資格試験なども

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LFSA(応急救護)や

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ウィンチの巻上げ講習(巻上げ機取り扱い特別教育)などの資格も取得しました。

また、特別授業として

17 15 ヤナセ様によるメルセデスベンツセミナー

18 19 モトーレンレピオ様によるBMWセミナーなども行われました。

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他にも、1級整備士コース、マネジメントコース、3D-CAD製造設計コースそれぞれの特性を活かした授業や、

資格も、第2種電気工事士や、職業訓練指導員などの、色々な資格にチャレンジしました。

また、特別授業では、上記の2社様以外にも、日産様によりますEVセミナーや、いすゞ様によるジーゼルエンジンのセミナーなども聴講することができました。

4月からはいよいよ最高学年の4学年です。

就職活動、資格試験、学生フォーミュラなど様々なイベントが待っていますが、皆それぞれ自分の目標や夢に向かって、努力してくれることを期待しています。

研究科3学年職員