12月6日にJAF F4 日本一決定戦がツインリンクもてぎで行われました。
F4班の学生たちにとっては、今年最後のレースです!
チームNATSからは…
#72 金井亮忠 選手(モータースポーツ科 科長)
#0 渡邊義人 選手
の2台体制での参戦です。
今回は11月に事前テストに行き、そのデータを元にクルマのアップデートを行いサーキット入りしました。
3日(木)から練習走行を行い、クルマを仕上げていきます。
気温、路面温度が低くタイヤの温まりが悪いので、タイヤの温まりが早くなるようにセットアップを進めていきました。
また、今回も天候が不安定でウェットコンディションでの練習走行があり、その練習走行では72号車がトップタイムをマーク。
NATS001(72号車)と雨の相性はいつもバッチリです!
学生たちの作業スピード、技術力もアップし、いろいろなセットを試すことが出来ました。
そして迎えた6日(日)レース当日
日本一決定戦は、予選、セミファイナル、ファイナルを1日で行います。
予選は天候は晴れていましたが、前日に降った雨が残り路面はウェットコンディションでの走行となりました。
20分間で行われた予選は、開始直後は72号車がトップタイムをマークしましたが、10分を過ぎたところで逆転されてしまい、トップから0.038秒差の2位、0号車は8位で予選を終えました。
セミファイナルでは、それまでに走行ラインが乾きつつあったので、クルマをドライのセットに変更し挑みました。
72号車がスタートする2番グリットは走行ラインではなく、まだ路面が濡れていてスタートに少し不安がありましたが、金井先生のテクニックで乾いている路面の方でスタートしたトップのドライバーよりも良いスタートを切り並びかけます。
ですが抜くことは出来ず、その後はトップにプレッシャーをかけ続け1秒差の2位でゴール。ファイナルでの逆転が期待されました。
そして迎えたファイナル
今年最後のレース。学生たちの緊張感が伝わってきます!
ファイナルは、スタートで出遅れてしまい中段に飲み込ませてしまいましたが、すぐにリカバリーし2位まで順位を回復しトップを追いましたが、追い付くことは出来ず2位でゴール。
0号車は12位で無事完走という結果になりました。悔しい結果となりましたが、NATS001の今までの課題が克服されつつあるレースとなりました。
来年こそは、日本一を獲得出来るようにNATS001の開発を引き続き行っていきます。
皆さん、1年間応援ありがとうございました。来年も引き続き応援よろしくお願いします!